屋根をリフォームする時、必ず知ってほしい5つの知識

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究極の選択!塗装か葺き替えか

屋根を塗装すべきか、それとも全部葺き替えるべきか、屋根リフォームには色々と悩みが尽きません。

しかし、悩みすぎてリフォームを後回しにすればするほど、屋根の痛みはひどくなり、費用も余計に掛かってしまいます。

分かってはいるけど、どの屋根リフォームが一番いいか知らないので、悩んでいるのではありませんか?

この記事では、屋根リフォームの代表的な方法とそれに掛かる費用の相場について詳しくお話しします。また、屋根のリフォームを無料で直す秘密の方法についてもお話ししますので、ぜひ参考にして下さい。

 

 

目次

1. 屋根リフォームの方法と種類

2. 屋根リフォーム費用の相場表

3. 無料(負担金0円)で屋根をリフォームする方法

4. 屋根リフォーム業者が火災保険に触れない理由

5. “外壁と同時に屋根リフォーム”は、おかしい!

6. まとめ

 

1. 屋根リフォームの方法と種類

1-1. 屋根塗装

風化してコケで色褪せたスレート

風化してコケで色褪せたスレート

屋根が写真のようになっている場合、屋根の塗装工事をおススメします。風化してコケなどで色褪せているということは、その他の箇所にも雨風が原因で不具合が生じていると考えられますので、火災保険を使って無料(0円)でリフォームできる可能性が高いです。

詳しくは「完全保存!屋根リフォーム費用の相場とそれを無料にする方法」記事をご覧下さい。

屋根塗装前

屋根塗装前

屋根塗装後

屋根塗装後

 

 

 

1-2. 屋根の葺き替え

経年劣化の屋根

経年劣化の屋根

経年劣化の瓦屋根

経年劣化の瓦屋根

 

築年数が50年以下であれば、経年劣化に加えて風や雪の影響で不具合が生じていると考えられますので火災保険を使って無料(0円)でリフォームできる可能性が大きいです。

詳しくは「完全保存!屋根リフォーム費用の相場とそれを無料にする方法」記事をご覧ください。

ただし、50年以上であれば葺き替え工事を強くおススメします。詳しくは「屋根を葺き替えする前に、必ず知って欲しい5つの助言」をご覧ください。

ビフォー(スレート)

ビフォー(スレート)

アフター(ガルバリウム)

アフター(ガルバリウム)

 

 

 

 

1-3. 屋根カバー工法

カバー工法

屋根の上に屋根を葺くカバー工法

古いスレート上に新しいスレートを葺く

古いスレート上に新しいスレートを葺く

 

スレート屋根のリフォームによく用いられる工法です。古いスレートの上に新しい屋根材を敷いてリフォームします。外見は屋根の葺き替えとほとんど違いはありません。古いスレートなどの屋根材の撤去と処分が不要なため、施工期間が短く、費用も安くなります。

しかし、私たちはこの屋根カバー工法をあまりおススメしていません。その理由は「屋根カバー工法の基本的な知識とおススメできない3つの理由」で詳しくお話ししています。

 

2. 屋根リフォーム費用の相場表

  屋根塗装工事    35万円~120万円
  葺き替え工事   100万円~300万円  
  屋根カバー工法      80万円~250万円

※ あくまでも一般的な規模の戸建住宅である10坪~30坪あたりの業界目安とお考え下さい。
※ 破損状況、屋根勾配、リフォーム施工方法などにより相場の範囲外になる可能性があります。

 

3. 無料(負担金0円)で屋根をリフォームする方法

今からお話する内容は、台風などによる損傷で、屋根をリフォームされる場合に適用される方法です。リフォームが必要になる原因次第によっては、その費用が無料(0円)になる可能性があります。詳しいことはこれからお話ししますが、キーワードは「火災保険」です。

火災保険に加入済みの方は、じっくりとお読みください。未加入の方は今後、大きなメリットをもたらす有益な情報として読んでいただければと思います。そして、納得されましたらすぐにでも火災保険に加入されることをオススメします。

では、0円で屋根をリフォームする方法に必要な「火災保険」からご説明します。

3-1. 火災保険について

昭和初期の日本は木造建築が多く、冬には空気が乾燥する上に、たき火や石油ストーブが全盛だったため、あちこちで火事が起こっていました。つまり、当時の火災保険は、火事で燃えた建築物を補償するための保険だったのです。

その当時の名残りで「火災保険」という名称が広く周知されていますが、現在では火災の他に「落雷」「風災・雪災・ヒョウ災」も基本補償にされているものがほとんどです。

最近では「水害」「水濡れ」「盗難」なども対象に含まれた、より充実した補償が受けられる住宅総合保険も登場しています。こちらも当然「風災・雪災・ヒョウ災」を補償する保険ですので、ここでは火災保険と同一表記とさせていただきます。

その中でも特に注目して欲しい点は「風災補償」です。火災保険の「風災補償」について、その詳細は「必見!火災保険を使って屋根修理を無料で行う方法」で説明しています。火災保険に加入されている方は必見です。

 

4. 屋根リフォーム業者が火災保険に触れない理由

では、あなたにこれだけのメリットがある火災保険の風災補償を、なぜ屋根リフォーム業者が積極的に触れないかと申しますと、その理由は大きく3つあります。1つずつ説明していきます。

4-1. 理由①:邪道だという理由で保険申請をサポートしない業者がいる

これは、創業年数が多い老舗業者に見られる傾向です。例え、お客様のメリットになっても、これまでと仕事の流れが変わってしまうので拒絶してしまうケースです。時代の流れについていけない旧態依然の業者は、邪道だと言って保険申請サポートを行いません。

私に言わせれば、何が邪道なのか今もって良く分からないのですが・・・これは、自動車の修理工場が「自動車保険を使って修理をするのは邪道だ」と言っているようなものです。

または、医者が「医療保険を使って病気を治療するのは邪道だ」と言っているようなものです。医療や自動車の世界に例えれば、いかに建築の世界が言い掛かりのまかり通るナンセンスな世界か、分かっていただだけると思います。

古くはバブル時代の話になりますが、土地転がしなど、裏社会が不動産・建築業界に参入してきた理由はここにあるのです。土地や不動産の値段などあってないようなもので、しかも一般人に業界の内情は分かりません。

話が少しそれましたが、「火災保険を使って屋根をリフォームするのは邪道だ」という業者には、それでは火災保険の正道とは一体何なのか、何を持って正道というのか、一度その根拠を聞いてみたいと思います。

4-2. 理由②:申請経験が乏しいので、良い申請結果を出せない

一番多い理由がこれです。保険申請には基本的なことが書かれている書類はいくつもありますが、申請をかなりの確率で通す、価値のあるマニュアル本など一冊もありません。書店に行って書籍を探しても、そんな本は一冊もありません。

そのため多くの業者が保険申請の仕方が良く分からず、または保険申請を試みても思うような結果が得られず、お客様とトラブルになりトラウマになっているというのが実情です。

いささか手前味噌ではありますが、これまで火災保険を使って1000件以上の家屋を修理してきた私たちには、すでに完成された独自の火災保険の申請マニュアルがございます。

4-3. 理由③:集金までに時間が掛かる

通常ですと「見積り → リフォーム工事 → 集金」と見積りから集金まで比較的短期間で、かつ二者間だけのやり取りで済みます。

しかし、火災保険で屋根リフォームを行う場合は保険会社(鑑定会社)も含めて三者間でのやり取りが必要になるので、どうしても時間が掛かってしまいます。さらに保険金額の確定、支払いまでに長いときには1ヶ月以上も掛かることがあるのです。

以上の3つの理由により、通常の修理業者は保険申請を敬遠する傾向にあります。

それを正直にお客様には言えないので、火災保険の風災補償について知っていても案内しないか、または苦し紛れに「火災保険で屋根をリフォームする業者は違法業者だ」と告げて逃げているのが実情です。

本当に火災保険でリフォームするのが違法業者だったら、私たちは火災保険を使って1000件以上の家屋を修理してきましたので今頃、刑務所行きになっているはずなのですが・・・

 

5. “外壁と同時に屋根リフォーム”は、おかしい!

ネット上で「外壁リフォームと同時に屋根もリフォームするとお得ですよ」という宣伝文句を見かけませんか?その理由は、“足場の費用を節約できるから”ということです。

こちらが足場です

こちらが足場です

外壁のリフォーム工事で足場を掛けるため、ついでに屋根リフォームも依頼すると その足場をそのまま利用して屋根をリフォームできる。よって、足場費用が二重に掛からないのでお得ということです。

足場費用については「足場は本当に必要なのか?その費用(料金)と相場の実情」で詳しくお伝えしています。

一見、合理的なリフォームだと思われますが、果たして本当にそうでしょうか?私には、足場を掛けたことを理由に、ついでに屋根のリフォーム工事をさせてお金を稼いでいるようにしか見えないのですが・・・

足場費用を節約するために、特に必要ない屋根をリフォーム工事するなんて、何だかピントが外れていますし、業者にとって都合の良い理屈だとしか思えません。この業界が長いと、何が正しいか分からなくなってきます、時々・・・

これまでに上記のようなリフォームを受け、後になって「納得できない」と我に返ったお客さんが多いようです。これから、そのような目に遭わないためにもこの事例を検証してみました。

5-1. ピント外れだと感じる原因は2つあります。

原因①:外壁リフォームと屋根リフォームが逆

屋根の機能は、室内はもちろん外壁も雨風から守ることです。当然、外壁は屋根に守られていますので、その傷み具合は屋根に比べて少ないです。にもかかわらず「傷みが少ない外壁のついでに傷みの多い屋根もリフォームしましょう」は順番が逆です。正しくは「屋根リフォームのついでに外壁もリフォームしましょう」ではないでしょうか。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。その理由は2つあります。

理由①:お客様は雨漏りしない限り屋根のことをあまり気にされないので、屋根リフォームの要望が少ないから。

理由②:屋根に登れる職人が大変少ないので、外部委託などで手間や費用が掛かってしまい、屋根リフォームにスムーズに対応できる体制ができていないから。

この2つの理由により本来、まず屋根リフォームを提案すべきところを外壁リフォームを先に提案しているのです。しかし、私の経験から言わせてもらえば、屋根リフォーム工事時の足場を利用して、必要に応じて外壁リフォームを行うのが最も合理的な順番だと思われます。

屋根リフォームと同時に外壁リフォームを行うのが正解

原因②:毎回、両方のリフォームをする必要はない

ネット上で「外壁リフォームと同時に屋根もリフォームするとおトクですよ」という言葉が拡散されている裏には「外壁リフォームの度に屋根もリフォームしましょう」という意味合いも込められています。

しかし、先ほども申しましたが、屋根が外壁を雨風や紫外線などから守っているので、外壁より早く屋根の方が傷みます。

痛みの進行度合いが違うのに、毎回一緒にリフォームしましょうと提案するのは完全にナンセンスです。儲けたいがために屋根のリフォームとセットにして販売しているようなものです。

通常、屋根が傷む進行度合いは外壁の約2倍だといわれています。普段、屋根のことを気にされていない方は「そんなに違うの?」と思われるかもしれませんが、これは事実です。地域や気象状況によってはもっと早い場合もあります。

屋根が傷む速度は、外壁の約2倍

 

そのため、外壁リフォームと屋根リフォームを毎回同時にする必要はないのです。スレート屋根(コロニアル)の場合ですと 屋根リフォーム2回に付き、1回外壁リフォームも検討されれば十分でしょう。

外壁が傷んでいないのに、足場費用がもったいないからと無理に外壁をリフォームする必要はありません。

one-point-1ここで私が訴えたいのは、業者の宣伝文句に惑わされず屋根リフォームを中心に確認することです。外壁の状態を見て、必要であれば足場費用を節約するために外壁リフォームを検討するのが、賢明な手順です。

普段あまり目に入らない屋根だからこそ、リフォームを検討されるときは最優先されることをおススメします。


外壁リフォームは、屋根を基準に検討するのがベスト

 

6. まとめ

この記事では、屋根のリフォームをする時、必ず必要になる知識について詳しくお話しさせていただきました。

なぜか、業界の裏話についても熱く語ってしまいましたが、火災保険を使って屋根のリフォームを無料で行う方法は、お客様に優しい最高の方法だと自負しています。これからも、この方法をご提案させていただきたいと考えます。

この記事を参考にして屋根をリフォームされたら、ぜひご一報連絡いただければ、私たちにとってもこれほど嬉しいことはありません。

 

 


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