ウッドデッキには、屋根を付けた方がよいのか?その答えは!

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ウッドデッキに屋根は必要なのか?

手作りでウッドデッキを作ったけれど、屋根はどうしようかとお悩みではありませんか?

果たして付けたほうがよいのか、付けないほうがよいのか、皆さん結構悩んでます。

この記事では、ウッドデッキに屋根を付けるメリットとデメリットについて、お話しします。また、DIYで屋根を付ける方法や無料でウッドデッキ屋根を修理する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

目次

1. ウッドデッキに屋根を付けるメリットとデメリット

2. ウッドデッキに屋根を付けるべきか、その答えとは!

3. 代表的なウッドデッキ屋根の素材4選

4. おススメの屋根素材はパーゴラ(つる性植物屋根)

5. ウッドデッキ屋根の大きさを決める基準

6. 今流行のオシャレなウッドデッキ屋根3選

7. DIYでパーゴラ屋根を作る方法

8. 業者施工の費用相場(目安)

9. ウッドデッキの屋根が破損した場合の対処方法

10. まとめ

 

1. ウッドデッキに屋根を付けるメリットとデメリット

ウッドデッキ屋根1

ウッドデッキ屋根1

ウッドデッキ屋根2

ウッドデッキ屋根2

ここでは、あなたが最も迷っている内容であると思われます「ウッドデッキに屋根を付けるべきか」その悩みに答えを出すために、ズバリそのメリットとデメリットを具体的にお話しします。

1-1. メリット

日差し除け効果がある

屋根があれば、夏場でも直接日差しが当たらないので、ウッドデッキで快適に過ごせます。

雨除け効果がある

雨の日でも洗濯物を干せるようになりますし、子どもの遊び場としても重宝します。またバーベキューやティータイムの場としても楽しめます。

ウッドデッキの耐久性が高まる

雨水による腐食や紫外線による劣化・変色の進行を遅らせることができ、ウッドデッキを長持ちさせることができます。また再塗装のサイクルも延ばせます。

室内を隠す効果がある

ウッドデッキの屋根が目隠しになり、カーテンを閉めなくても室内のプライバシーを守ることができます。

冷房費が節約できる

ウッドデッキに屋根を付けることで、室内への日差し量が少なくなるので、夏場ではエアコンによる冷房費が節約できます。

住まいがよりオシャレになる

屋根の色合いによって、お住まいのカラーバリエーションが豊富になり、オシャレになります。茶色のウッドデッキには白系の屋根がよく似合うと言われますが、赤系も最近では人気です。

 

1-2. デメリット

室内が暗くなる

ウッドデッキ屋根で日光が遮られるので、室内への日光量が減り、日当たりは悪くなります。

室温が下がる

冬場には直接室内に日が当たることがないので、日中でも室温が高くなりにくくなります。そのため暖房費が多くなるというデメリットがあります。

風の被害が増える

ウッドデッキ屋根には壁がないので、突風や台風などの影響を大きく受けます。よって、比較的壊れやすくなります。

汚れが目立つ

特に透明や半透明のポリカ系の屋根だと、砂ホコリや落ち葉などが屋根に溜まり、下からも見えるので、汚れが目に付きます。

 

2. ウッドデッキに屋根を付けるべきか、その答えとは!

屋根を付ければ、ウッドデッキへの強い日差しは弱まりますが、室内への日当たりは悪くなります。また、屋根を付ければ、夏場ではウッドデッキで快適に過ごせますが、冬場では室温が上がりにくくなり寒くなります。つまり、メリットとデメリットは、表裏一体と言えるのです。

あなたのライフスタイルや住宅環境、考え方、予算によって、ウッドデッキに屋根を付けるべきか、そうでないかが決まるといっても過言ではありません。つまり、その答えとは「あなた次第」なのです。

次項目以降に、写真入りでウッドデッキ屋根ついて、基本的なことをお話ししますので、その答えを出す参考にしてください。

でも、本当はすでにあなたの中では、ウッドデッキに屋根を付けるかどうか、その答えは出ているのではありませんか?・・・すみません、私の独り言です(汗)

 

3. 代表的なウッドデッキ屋根の素材4選

ここでは、一般住宅でよく見かけるウッドデッキ屋根に使われる素材の種類を4つ、お話しします。

3-1. ポリカ波板

ポリカ波板のデッキ屋根

ポリカ波板のデッキ屋根

耐久性 :材質はポリカーボネードなので、耐久性があります。
遮熱性 :透明また半透明なので、遮熱性はあまり良くありません。しかし、近年では遮熱性を高めた製品も登場しています。
防雨性 :屋根の大きさや形状を間違えなければ、通常の雨降りであれば、ウッドデッキ内に雨水が吹き込むことはありません。
防汚性 :透明また半透明なので継ぎ目部分にホコリが溜まると、下からも見え、しばらくすると汚れが目立つようになります。

3-2. ポリカ平板

ポリカ平板のデッキ屋根

ポリカ平板のデッキ屋根

耐久性  :材質はポリカーボネードなので、耐久性があります。
遮熱性 :透明また半透明なので、遮熱性はあまり良くありません。しかし、近年では遮熱性を高めた製品も登場しています。
防雨性 :屋根の大きさや形状を間違えなければ、通常の雨であれば、ウッドデッキ内に雨水が吹き込むことはありません。
防汚性 :透明または半透明なので、継ぎ目部分にホコリが溜まるとしばらくすると下から見た場合、汚れが目立つようになります。

3-3. オーニング

オーニング屋根

耐久性 :材質はテント生地なので、それなりに耐久性がありますが、日差しを毎日のように受けるとさすがに劣化は進みやすいです。
遮熱性 :テント生地は遮熱性に優れていますが、オーニングの場合、どうしても面積が小さくなりがちですので、△評価としました。
防雨性 :雨除けも上記の理由で△評価としました。屋根が小さいと、どうしても雨が吹き込みます。
防汚性 :ある程度の期間を過ぎますと、テント生地の小さな凸凹にホコリが付きます。定期的な水洗いが必要です。

3-4. パーゴラ(つる性植物屋根)

パーゴラ

パーゴラ

耐久性 :材質は主に木製ですが、通気性が良いので腐食しにくい構造となっています。
遮熱性 :植物が屋根の代わりをするので、涼しく潤いのある、木陰がウッドデッキ上に出来あがります。
防雨性 :自然植物の屋根ですので、どうしても葉の隙間から雨水が入ります。
防汚性 :山々の木々と同様に、汚れが溜まることや目立つことはありません。自然の風雨でホコリや汚れは落とされます。

 

4. おススメの屋根素材はパーゴラ(つる性植物屋根)

パーゴラ1

パーゴラ1

パーゴラ2

4-1. 理由①:エコだから

自然植物素材の屋根ですから、これ以上のエコはありません。また植物が枯れない限り、屋根をリフォームする必要もないので、とっても自然に優しいエコな屋根素材だといえます。

4-2. 理由②:風に強いから

パーゴラ屋根には、無数の風を通す天然の穴が開いています。そのため、突風や強風の影響を受けにくくなります。

4-3. 理由③:木陰や木漏れ日が気持ち良いから

植物の周りには、快い湿度が保たれています。だから木陰は建物の日陰より快適なのです。パーゴラ以外の屋根では、この心地良さを味わうことはできません。

4-4. 理由④:汚れが目立たないから

植物の葉は、そよ風で揺れるので、汚れが付きにくく、雨水で汚れが洗い流されるので、汚れが目立つこともありません。

 

5. ウッドデッキ屋根の大きさを決める基準

ここでは、多くの方が悩まれるウッドデッキ屋根の大きさを決める際に、参考にして欲しい2つの基準についてお話しします。

5-1. 部屋への日当たり

ほとんどの方は、ウッドデッキへの日差しばかりを考えてしまい、屋根の大きさを決めてしまいがちです。しかし、それ以上の問題があります。それは、屋根が大きすぎると、部屋への日当たりが想像以上に減るということです。夏場の強い日差しのことばかり考えず、冬場の暖かい日当たりのことも考慮して、屋根の大きさは決めると良いです。

5-2. 洗濯物の干す場所

ウッドデッキに洗濯物を干すのであれば、全体を覆うような大きな屋根にするべきではありません。いくら透明の屋根とは言っても、洗濯物が屋根の下にあると、乾きにくくなってしまうからです。やっぱり洗濯物は、大空の下で干すのが一番です。

 

6. 今流行のオシャレなウッドデッキ屋根3選

6-1. オーニング

オーニング1

オーニング1

オーニング2

オーニング2

天候によって屋根を開け閉めできる、カフェ風のウッドデッキ屋根です。テント生地の柄を工夫すれば、もっとオシャレになります。

6-2. パーゴラ(つる性植物屋根)

パーゴラ1

パーゴラ2

パーゴラ2

蔦(ツタ)の絡まった家と同様に、植物の緑が映え、重厚感のあるオシャレな庭つくりを演出します。

6-3. テラス囲い・サンルーム

サンルーム1

サンルーム1

サンルーム2

サンルーム2

壁3面と屋根面が透明な板で覆われているため、全く風や雨の影響を受けません。また、花粉症対策にもなります。それでいて、オシャレなボタニカルなガーデン風に住まいを彩ります。

 

7. DIYでパーゴラ屋根を付ける方法

ここでは、自分で屋根を設置する方法についてお話ししますので、DIYに興味のない方は、読み飛ばしていただいて構いません。

7-1. 設置場所と大きさ(横幅、奥行き、高さ)を決める

pergola1

完成のイメージを決める

サンドイッチ工法の場合、柱を挟み込む桁と垂木の固定間隔は、広げすぎないようにします。(1.5~2.5m位の間に柱が入るように配置)

高さは手を挙げて触れる位が理想的です(2.0m位)。桁、垂木共に柱よりも外側に出っ張る形状が、見た目のバランスがよいです。

垂木の間隔は両端を決めて、均等になるよう、あらかじめ割付します。(300~500mm位)

7-2. 柱を立てる

pergola2

スコップで穴を掘る

水糸で水平状態の確認

水糸で水平状態の確認

柱の設置場所を決め、スコップで穴を掘ります。深さはフェンスブロック(90角用)が設置できる深さ400mm程度を堀り、底を柱や石など重たいもので突き固めておきます。

柱には高さを合わせやすくするよう、てっぺんから1m下がりの場所に全て印を付けておきます。柱はフェンスブロックに入る長さも(300~400mm程度)考慮して、予め切断しておきましょう。(共通注意点参照)

フェンスブロックを配置した後、桁で結ばれる2本の柱を立てかけて、双方に印した場所を水糸で結び、水平を見ます。ある程度、高さを揃えたら、桁材(38×90)をクランプ(2個)で挟みながら仮固定し、コーススレット1本で固定して、角度が修正できるように連結します。

7-3. 柱と桁を固定する

pergola4

柱と桁の固定

水平器で笠木の水平、柱の垂直(前後左右)と間隔(上下共)を確認し、フェンスブロックの場所を決めます。深すぎる場合は底面に土を足すなどして調整します。

場所が決まったら、静かに土を埋め戻し、まんべんなく木の端材などで突き固めます。
桁の固定もビスを3本ずつ使い、柱を挟み込むような形にするとブレが起きにくくなり
安定します。

再度、笠木の水平、柱の垂直、間隔を確認し、フェンスブロックと柱の隙間にモルタルを流し込みます。(標準よりも水分多めの方が、隅々まで行き届きます)

1と2の流れを対になるよう、反対側も組み立てましょう。

7-4. 垂木を固定する

pergola5

垂木の固定

モルタルが固まるまで待ち(天候によるが数時間~翌日)割付を決めておいた垂木をL型金物を使い、端より設置していきます。これで完成です。

垂木や桁の両端を、好みの形状にカットした後に設置すると、オシャレな屋根が出来上がります。

共通の注意点

1. 90角材はフェンスブロックに完全に収まらないので、短部を斜めに切り落とすか、途中まで差し込み、下にモルタルを浸透させるかを決めておきましょう。

2. 木材が非常に硬いので、下穴を事前に空ける必要があります。また、コーススレットビスの頭に合わせ、皿取キリで削ると仕上がりが美しくなります。

3. オイルステインや木材用塗料を塗る場合は、木材を組み上げる前に塗布しておき、完成後にもう一度仕上げをすると、塗り残しがなく美しく仕上がります。

4. インパクトのビットやキリは消耗品のため、破損する事があります。予備を含め、多めに準備してから取り掛かると、工事が中断する事なく進んでいきます。

使った材料
サイプレス90×90(柱)、38×90(桁、垂木)、ステンレスビス 38mm 75mm
フェンスブロック90角用、モルタル、L字金物(垂木本数×2個)使った道具
インパクト、のこぎり(丸のこ)、スコップ、水糸、水平器、バケツ、木工用キリ、ビット、皿取キリ、クランプ×2個、脚立

 

8. 業者施工の費用相場(目安)

  ウッドデッキ屋根      50,000円~700,000円(総額・材料費込み)  

※ 値段の幅が大きいですが、ワンタッチで設置できる簡易オーニングから、サンルームまで選択肢が豊富にありますので、必然的に値段の幅は大きくなります。

 

9. ウッドデッキの屋根が破損した場合の対処方法

台風被害による屋根の倒き

台風被害による屋根の倒き

ウッドデッキ屋根が壊れる原因は、風か経年劣化のどちらか、またはその両方といわれています。もし、ほんの僅かでも突風や強風で壊れた可能性がある場合・・・そんな方に朗報です。

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10. まとめ

ウッドデッキ屋根のメリットとデメリット、オススメの屋根と無料で修理する方法についてお話ししましたが、デッキに屋根を付ける決心は付いたでしょうか?

個人的には、ウッドデッキに屋根は必需品だと思います。予算を考えながら、自分にあったウッドデッキ屋根を選択してもらえれば幸いです。

 


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