台風の後に雨漏りが始まったら・・・
台風や大雨の後に雨漏りが始まると、とても不安になります。
しかし、雨漏りの原因やそれを調べる方法、雨漏りの修理方法について、ある程度の知識があれば、恐がる必要などありません。
この記事では、雨漏りが始まった時に確認するべき上記の3点の他に、無料(0円)で緊急工事する秘密の方法についてもお話ししますので、ぜひ参考にして下さい。
目次
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1. 雨漏りとは
雨水が建物の内部へ侵入し、漏水することを総称して「雨漏り」と呼びます。
具体的にどのような現象が見られるかというと「天井から雨水がポトポトと落ちてくる」「天井や壁に雨染みが見られる」等です。雨漏りに対する最高の手立ては、早期発見と早期対策の二つです。ぜひ、これからお話しする内容を参考にしてください。
2. 雨漏りの原因
雨漏りの原因として考えられるものに「施工不良」や「経年劣化」、「風害、雨害」など、ケース・バイ・ケースで色々な要因があります。雨漏りの原因について、さらに詳しく知りたい方は「雨漏りを引き起こす7つの原因と、それを解決する方法」でお話ししていますので、参考にして下さい。
大変稀なケースではありますが、どんなに雨漏りの調査を行っても、原因不明となるケースがあります。また、最近では建築現場の職人がうまく育たないことが原因で「施工不良」が起こり、それにより屋根だけではなく外壁や窓枠の隙間などから雨漏りが始まるケースなども増加しています。
3. 雨漏りを調査する方法
雨漏りを調査する主な方法は4つあります。「目視による調査」「散水実験による調査」「発光液による調査」「赤外線カメラによる調査」の4つです。この4つの雨漏り調査の詳しい内容については「雨漏り調査7つのポイントと、それを無料で修理する方法」でお話ししています。
無料の調査方法から、数十万円掛かる高価な調査方法までありますので、費用対効果を考えながら、自分に合った雨漏り調査方法を選部と良いです。
4. 雨漏りと漏水の違いとは
壁に雨染みが見られる場合、雨漏りと早合点される方が多いのですが、その場合は「漏水」である可能性も考えられます。漏水とは、水道管の連結部分がゆるみ、そこから水が漏れることを指します。水道管から少しずつ水が染み出してくると、やがて壁クロスまで達し、水染みになるのです。
雨漏りと漏水の違いを見分けるには、その場所と原因、この2つを見ると良いでしょう。当然、この2つでは修理方法も違ってきます。次の項目からは、その修理法の違いについて、お話しします。
5. 雨漏りの修理方法
雨漏りの修理方法は、「業者に修理をお願いする」の選択肢しかないというのが実情です。さすがに、ご自分の手でDIYで雨漏りを直すのは少し難しいと思います。
全く無理だとまでは申しませんが、雨漏りは私たちが行う修理工事の中でも最も難しい施工であり、かえって雨漏りがひどくなってしまったというケースもありました。また、一般の方が屋根に昇ったり、高所で作業されるというのは危険を伴いますので、安全性という視点からもあまりオススメはできません。
修理を行う段階で知っておきたい知識については「雨漏りの修理をする時に、必ず知っておくべき7つのポイント」にまとめていますので、興味がある方はお読みください。
また、業者にお願いすれば、その方法次第によっては、負担金0円の完全無料で雨漏り修理ができる方法があります。次の章からは、その話題についてお話しします。いよいよ、この記事のハイライトです。
6. 雨漏りの修理を0円で請け負う「専門業者」とは・・・?
「雨漏りの修理を行うリフォーム会社の中には、無料で仕事をしてくれる業者がいる」という都市伝説を聞いたことがありますか?いくら何でも雨漏りの修理を0円でやってくれる業者はいないだろうと思っているあなた・・・実はこれ、本当の話です。
どういう事かと申しますと、それぞれの家には、「火災保険」という住宅保険が掛けられているのです。この火災保険、名前と違って、火災以外の自然災害全般に対して使うことができます。もちろん、台風による雨漏りや屋根が飛ばされたなどの被害にも対応しています。以下のイラストをご覧ください。
このイラストは、火災保険のパンフレットから抜粋したものですが、火災だけではなく、風害や雪害、落雷や盗難まで幅広く、オールマイティーに災害に対応していることが分かります。
先程、お話しした「無料で雨漏りを修理してくれるリフォーム会社」とは、この火災保険を使って、保険金で屋根の修理を行う業者なのです。
この業者は「火災保険の申請代行」から「屋根の修理」までをパッケージにして、施工してくれますので、あなたは最初から最後までほぼ手ぶら、しかも無料で屋根の修理をしてくれるという夢のような業者なのです。一般的に「専門業者」と呼ばれています。
この「専門業者」に雨漏りの修理を依頼するメリットについて、簡単にお話しします。
6-1. 火災保険は、申請が難しい
基本的に火災保険は、自動車保険や医療保険と同じ種類の保険です。
違うのは、自動車保険はディーラーや板金屋という専門家が、医療保険は医者が申請書を書いてくれますが、火災保険は、申請書類を作成してくれるリフォーム会社が、これまでにいなかったという点にあります。
結果、申請書類を自分で記入するしかなかったのです。ここ10年間で、面倒臭い保険の申請を代行してくれる業者が現れました。それがこそ、「専門業者」です。
6-2. 保険の「不払い」を撃退する書類
火災保険の最大の問題点は、保険会社が保険金を払おうとしない、いわゆる「不払い」が横行しているということです。実に30万件以上の「不払い」が社会問題になっています。
詳しくは、「【重要】火災保険最大の問題点、30万件の「不払い」とは?」でお話ししていますので、参考にして下さい。
書類の不備を突いて「不払い」を行うのは、保険会社の常套手段です。しかし、建築のプロである「専門業者」が書いた書類には、一分の隙も見当たりません。法的に完璧な書類を作成し、実際の写真も添付して保険会社に送りつけます。これでチェック・メイトです!
6-3. 手抜き工事はゼッタイにない!
保険会社から降りる「保険金」は、定価による修理を念頭に置いたものとなります。したがって、それなりの高額な保険金が降りますので、「専門業者」もしっかりと利益を得ることができます。よって、十分な品質の材料を使って、落ち着いて施工する事ができることが強みです。
これが一般の業者になると、相見積もりによる値引き合戦で修理費用は下がってしまうので、結果として利益もわずかしか残りません。だから材料費をケチったり、手抜き工事でお茶を濁したりする業者が後を絶たないのです。
6-4. 雨漏り以外の破損も見つけて修理する
「専門業者」はリフォームのプロです。よって、火災保険の申請をする時には、屋根以外の被害箇所も見つけて、ついでに申請してしまいます。カーポートの修理や外壁の破損もいっぺんに修理されて、キレイになってしまうのです。
専門業者に依頼したお客様の中には、雨漏りの修理代よりも外壁の修理代の方が見積り額が高かったというケースもありました。もちろん、その方が「こんな所まで無料で修理してくれるの?」と嬉しい悲鳴をあげたことはいうまでもありません。
6-5. 「専門業者」4つのメリット
火災保険の申請から、屋根の修理までをパックにして、無料で行ってくれる「専門業者」ですが
1. 難しい書類の申請を代行してくれる
2. 保険会社の「不払い」を撃退してくれる
3. 手抜き工事一切なし
4. 屋根以外の破損箇所も一緒に無料で直してくれる
など、「専門業者」に依頼すれば、メリットしかないと言って良いでしょう。日夜、お客様のことを考え続けた結果、このようなサービスが生まれてきたのだと思います。
7. まとめ
台風などによる突然の雨漏りと、それを0円の無料で修理する方法についてお話しましたが、さらに詳しい内容を知りたい方は、上記のリンク先をご覧ください。どのリンク先も有益な情報が満載の記事にしています。
台風後の雨漏り修理で最も肝要な点は、「雨漏りはお金を払って修理してはいけない」ということです。97%の雨漏りは、風害によるものです。よって、火災保険を使って、完全無料の0円で修理するのが最善の策です。
この記事が、あなたのご自宅の雨漏りを直すための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
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