テラス屋根の種類と取り付ける方法とは・・・
「テラスに屋根を付けてみようかな」「大雪でテラス屋根が破損してしまった」このようなことがきっかけで今、テラス屋根についていろいろと、調べているのではと思います。
この記事では、テラス屋根の「種類」と「DIYで取り付ける方法」を中心にお話しします。最後の方ではテラス屋根を「実質無料で修理する方法」についても、ご説明します。
テラス屋根の取り付けをお考え中の方は、ぜひ参考にして下さい。
目次
1. テラス屋根の種類
ここでは、3つのポイントから施工事例の写真とともに、テラス屋根の種類についてお話しします。
1-1. オシャレな施工例
木目調の施工例
ナチュラルな木目調で、住まいに温かみを感じさせてくれるのが特徴です。特に庭にこだわりのある方にとっては、ピッタリなテラス屋根といえるでしょう。
ホワイト系の施工例
シックでモダンなホワイト系で、スタイリッシュな住宅を演出できるのが特徴です。テラスが一気に上品に、かつエレガントな雰囲気になります。
ガーデンハットの施工例
ガーデンハットとは、テント生地のテラス屋根のことです。まるでカフェにいるかのような、お洒落な空間を作り出します。強い日差しを和らげ、木陰のようなマイナスイオンいっぱいの空間が出来上がります。
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1-2. 価格順位
シンプルに3つの価格帯に分けてお話しします。実際の価格は、施工業者で必ずお確かめください。
10万円以下できる施工例
10万円~20万円でできる施工例
20万円以上でできる施工例
1-3. 形状別施工例
基本的には、テラス屋根の形状には、以下の3つしかありません。その選び方は自由ですが、通常「住宅とのマッチング」「あなたの好み」「折りたたみ機能の有無」などで決められています。
フラット屋根の施工例
以前のフラット屋根は、和風住宅にしか似合わないといわれてましたが、近年ではシルバーを基調としたフラット屋根もモダンな住宅では好まれています。
アール屋根の施工例
曲面がある屋根で、洋風住宅によく合います。価格はフラット屋根よりも若干高いですが、雪が滑り落ちやすいことや、雨水の吹き込みが軽減されるという利点があります。
ガーデンハットの施工例
テラス屋根を自由に開け閉めしたいという方には、打ってつけの屋根形状です。必要なときに手動・電動で屋根のないテラスも楽しめます。しかし屋根の素材がテント生地ですので、耐久性はあまり良くありません。
多くのテラス屋根は、住宅の外壁などにテラス屋根の一辺を接続して施工しています。これとは別にカーポートのような、自宅とは完全に離れた場所に、独立して施工しているものを独立型テラス屋根といいます。どちらが優れているということはありませんが、独立型テラス屋根のほうが若干価格が高めになります。
2. テラス屋根をDIYで取り付ける方法
2-1. テラス屋根を自分で取り付ける方法
テラス屋根を自分で取り付ける方法を図解で示しましたので、ぜひ参考にして下さい。
2-2. テラス屋根の傾きについて
時々「こんなにテラスの屋根が傾いているなんて、これって施工ミスじゃないの?」と聞かれることがあります。
お気持ちは分かりますが、ほとんどの場合、それは目の錯覚です。錯覚に陥る理由は、テラス床とテラス屋根の両方に傾斜がついているからです。
テラス床は通常、水捌けを良くするために微妙に傾斜が付けられていますが、室内の床や地面などは水平です。普段は、水平の状態から、傾斜付きの対象物(雨樋やベランダ床など)を見ることに慣れています。テラス床、テラス屋根の両方に傾斜がついていると、それぞれの傾斜の向きによっては、テラス屋根が大きく傾いて見えるのです。
テラス屋根の傾きが大きいのではと思われるかもしれませんが、目の錯覚がほとんどですので、ご安心ください。
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3. テラス屋根を付ける判断基準とは
テラス屋根を付けるには数十万円の費用が掛かりますが、その費用負担を考慮しても、下記に挙げる4つのうち2つ以上が当てはまるようでしたら、テラス屋根を付けても大きな後悔はしないでしょう。
その2. 天気を気にせず、洗濯をしたいですか?
その3. 室内の日差しを避けたいですか?
その4. テラス屋根のメンテナンスは覚悟できますか?
4. テラス屋根の交換修理について
ここでは、業者によるテラス屋根の交換修理代の相場(目安)と、実質無料の0円で修理できる方法の2つについてお話しします。
4-1. 交換修理代の相場(目安)
屋根材1枚交換 | 3万円~ 6万円 |
全体交換(8枚) | 5万円~30万円 |
※ポリカーボネートの形状や厚み、グレードによって、交換修理相場に大きな差があることはご了承ください。
4-2. 交換修理代を0円にする方法
テラス屋根が割れたり、外れたりする原因は、ほとんどが風や雪によるものです。風や雪が原因で、テラス屋根に修理が必要になったのなら、確実にその修理費用を0円にする方法があります。
それは、あなたが加入されている火災保険を使って修理することです。火災保険には、通常、自動で「風災・雪災」補償がついています。確認のため、下の画像をご覧ください。
出典:http://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/sche/wind/
※平成26年7月1日に更新され 表示が異なっています。
火災保険の「風災・雪災」補償について
「風災・雪災」補償とは、風や雪が原因で住宅やカーポートなどに修理が必要になった場合、その修理費用を保険会社があなたに代わって保険金として支払うといものです。
火事でもないのに、本当に保険金が支払われるの?と思われるかもしれませんが、本当に支払われます。下記のHPやパンフレットを見て、あなた自身の目でお確かめ下さい。
屋根からの落雪でテラス屋根が壊れることは、皆さんよくご存じですが、風でも外れたり、割れたりすることがあることは、あまり認識されていないようです。
このように台風や竜巻でなくてもテラス屋根が壊れることはあります。私たちの経験では、テラス屋根が傷む原因の約80%は、風や雪によるものと思われます。
では、具体的にどうすれば、0円でテラス屋根の修理ができるかは「必見!火災保険を使って屋根修理を無料で行う方法」の記事でその詳細をお話していますのでご覧下さい。
5. ボッタクリ被害に遭わない3か条
住宅関連の修理やリフォームは、ボッタクリ業者が多いことはご存じだと思います。そこで、これさえ守っておけば、ボッタクリ被害に遭う確率が激減する3か条をお話しします。
5-1. 第1条:すぐに応急処置をさせない
ボッタクリ業者は、親切な振りをしてすぐに無料の応急処置をします。まずは、恩を売っておいて、その恩の見返りとしてボッタクリ価格の修理契約を迫ってきます。断ればいいのではと思われますが、悪徳業者は「あの手」「この手」で断れない状況に追い込む術に長けています。一般の方は、まず断りきれないでしょう。
5-2. 第2条:待つことを覚悟する
何事も焦ってしまうと、大体は失敗して後悔することが多いです。急いては事をし損じるという奴です。テラス屋根の交換修理も同様です。真面目で優秀な修理業者は、その評判が広まり、新規のお客様もリピーター客もたくさん抱えています。そのため、すぐに応急処置に伺うことができるのは稀です。
一方、優秀でない修理業者は、閑古鳥がいつも鳴いています。だから問合せの電話が入ると、すぐに無料見積りや無料応急処置と称して、お客様の元へ伺おうとします。一見、親切な業者と思われますが、業界内の私からすると、それは大きな勘違いです。
なぜならば、しっかりとした修理を行なう業者は、すぐにお客様の元へ駆けつけたくてもできない事情があるのです。その理由について、これから説明させていただきます。
5-3. 第3条:火災保険で修理できる業者に依頼する
その理由はもうお分かりですね!保険金でテラス屋根の修理を行うため、あなたは実質無料で修理することができます。つまり、ボッタクリ被害には遭いようがないのです。
最近では、火災保険でご自宅の修理を行うことを専門にした業者がいます。実は、私たちこそ、まさにその「専門業者」なのです。テラス屋根だけでなく、ご自宅を修理したいとお考えの際には、ぜひお声掛けください。
6. まとめ
3つのポイントからテラス屋根の種類についてお話しましたが、いかがだったでしょうか?修理の際は、DIYもよろしいかとは思いますが、火災保険に加入済みでしたら、無料で修理をすることが可能です。ぜひ「専門業者」である、私たちにもご相談ください。
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