憧れのドーマー!美しい外観とそこに隠れる落とし穴とは

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ドーマーが持つ、デザイン以外の利点とは・・・?

家を建てる時など、屋根にドーマーを付けるとオシャレになるし、太陽の光で室内も明るくなっていいのでは、と思っている方が多いと思いますが、ちょっと待ってください!

確かにドーマーを付けると、西洋風なオシャレ感が漂うかもしれませんが、その分、デメリットも多くなるのです。

この記事では、ドーマーの主な機能と、そのデメリットについてお話しします。ドーマーを付けるか付けないか、その選択肢を決断するための情報として大いに活用していただければ幸いです。

 

 

目次

1. ドーマーとは

2. ドーマーの3つの機能

3. ドーマーは付けないほうがいい!5つのデメリット

4. ドーマーの修理費用を負担0円にできる方法があります!

5. まとめ

 

1. ドーマーとは

ドーマー(三角屋根)

ドーマー(三角屋根)

ドーマー(片流れ屋根)

ドーマー(片流れ屋根)

ドーマーとは、屋根から突き出した小さな三角屋根や片流れ屋根のことです。主に屋根裏や室内への採光・通気を目的として付けられています。最近では、その外観を上手に活用して、ヨーロッパ調のデザインパーツとして付けることもあるようです。

ちなみにドーマーとは、英語の“dormer”で、その和訳は「屋根窓」です。以下に、これまでに私たちが施工した、ドーマーの写真をご紹介します。

dormer7

ドーマー(ツイン)

ドーマー(ツイン)

ドーマー(ツイン)

ドーマー(トリプル)

ドーマー(トリプル)

ドーマー(ツイン)

ドーマー(ツイン)

 
 

2. ドーマーの3つの機能

屋根にドーマーを付けると、以下の3つの機能を得ることができます。

2-1. 採光量が多くなる

屋根中央部に窓があるわけですから、その窓から太陽光が射し込み、部屋に大量の採光量を確保することができます。次の項目で後述しますが、天窓・ハイサイドライトでその代用が可能となります。

2-2. 通気が良くなる

同じく、屋根中央部に窓があるのですから、その窓を開ければ、自然な風が入り込み、部屋の通気も確保できます。この機能についても、天窓・ハイサイドライトでの代用が可能です。

2-3. 外観を向上する

何と言っても西洋風のお洒落な雰囲気、これに尽きます!また、屋根の上に小さな屋根を付けるので、屋根の外観はボリュームが増し、重厚感も出てきます。本格的な洋式住宅を希望される方は、ヨーロッパ調のドーマーに大きな憧れを抱く傾向にあります。

■ 天窓とハイサイドライトについて

上記の写真を見てお分かりだと思いますが、、天窓やハイサイドライトを付ければ、採光量も通気もしっかりと確保できます。

ハイサイドライト(外観)

ハイサイドライト(内観)

ハイサイドライト(内観)

天窓(外観)

天窓(外観)

天窓(内観)

天窓(内観)

 

 

 

 

 

3. ドーマーは付けないほうがいい!5つのデメリット

ここでは、ドーマーを付けることで発生する可能性が高い、5つのデメリットを挙げてみました。

3-1. 雨漏りの危険度がアップ

雨漏りがないように雨仕舞いはしっかりとされているのですが、屋根面が複雑かつ継ぎ目が多くなるため、どうしても雨漏りの確率はアップしてしまいます。

3-2. 掃除・手入れに手間が掛かる

掃除や手入れの際、ドーマーの場合、屋根の外側に登る必要があり、室内側も長い梯子を掛けて上らないと、掃除や手入れはできません。

3-3. 太陽光パネルの設置の邪魔になる

屋根の中央部に小さな屋根が付き、凸凹になるので、余程大きな住宅で無い限り、太陽光パネルの設置が難しくなります。

3-4. 部屋が暑くなる

ドーマー部分には断熱材等もなく、部屋には常に日差しが差し込みます。特に夏場は、部屋の温度が必要以上に高くなる、つまり暑くなる傾向にあります。

3-5. 屋根のメンテナンス費用が高額になる

屋根塗装や修理の際には、その費用が高くなりがちです。理由は、ドーマーがあるため、屋根の構造が複雑になり、その分手間が余計に掛かるので、必然的にメンテナンス修理費用も高額になるからです。

余分な費用や手間が掛かっても、本格的な洋式住宅を建てたいという願望が強い等、屋根の外観に大きなこだわりをお持ちの方は、ドーマーを付けることも選択肢の1つだと思います。

しかし、室内に明るい太陽光や自然通気の確保のみ目的としている方には、ドーマーの代わりに天窓やハイサイドライトの設置をおススメします。

その理由は、天窓は上記5つのデメリットが、それぞれドーマーより少ないですし、ハイサイドライトは「部屋が暑くなる」以外のデメリットがないからです。

■ 風致地区でのドーマー取り付けについて

風致地区(ふうちちく)とは、1919年(大正8年)に制定された都市計画法において、都市内外の自然美を維持保存するために創設された制度です。指定された地区においては、建設物の建築や樹木の伐採などに一定の制限が加えられます。(出典:ウィキペディア)

上記制限の中には、自治体によってはドーマーも含まれていることもあるようです。特に屋根のリフォームでドーマーを付けれる際は、必ず市区町村に確認をしましょう。

 

4. ドーマーの修理費用を負担0円にできる方法があります!

これまで話してきたように、ドーマーは故障の可能性が高い屋根の種類です。将来、ドーマーから雨漏りしたり、壊れてしまった時のために覚えておいて欲しいことが2つあります。

1つはドーマーが壊れる原因は、ほとんどが強い風によるものだということです。よく経年劣化で壊れたと勘違いされる方がいらっしゃいますが、事実はほとんど「強い風」によって壊れています。

もう1つは、住宅を建てられる際に加入される火災保険には、特約の「風災補償」が自動で付帯しているということです。

火災保険(風災補償)のパンフレット

火災保険(風災補償)のパンフレット

この2つを組み合わせれば、もうお分かりですね。負担金0円の完全無料でドーマーを修理できる可能性が高いのです。その仕組みは「【必見】雨漏りの修理費用を1円でも安く抑える5つのポイント」で詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

 

5. まとめ

ドーマーの主な機能やデメリットについてお話ししましたが、いかがだったでしょうか。

結論から申しますと、ドーマーに憧れるお気持ちはよく分かりますが、たっぷりと資金に余裕がある方か、またはヨーロッパ調の屋根に強いこだわりがある方以外は、屋根にドーマーを付けないことをおススメします。

「それでもドーマーを付けたい」という方は、火災保険にご加入した上で、ドーマーを選択させることをオススメします。何と言っても修理費用が無料になりますので。

 

 


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