雪止めを屋根に取り付ける5つの効果と、その具体的な方法

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雪留めの効果とは!

「周りの家に雪止めが付き始めたので、ウチにも付けた方がいいかな?」

「大雪の日が多いので、雪止めを付けたいけど、後付けができるのかな?」と心配されているのではありませんか。

その質問の答える前に、そもそも「雪止め」とは、どんなものかご存じですか?

この記事では、代表的な雪止めの種類と効果をご紹介します。そして、あなたの自宅に雪止めが必要か、そのポイントについて、最後に無料で雪止めを屋根に取り付ける秘密の方法についてもお話ししますので、ぜひ参考にして下さい。

 

 

目次

1. 雪止めとは

2. 雪止めが必要になる4つの理由

3. 後付けも可能

4. 雪止めの3つの種類

5. 取り付け費用の相場(目安)

6. よくある質問

7. 新築時以外なら0円(無料)で取り付け可能です!

8. 業者選びが最重要

9. まとめ

 

1. 雪止めとは

瓦用の雪止め

瓦用の雪止め

スレート用の雪止め

スレート用の雪止め

 

 

屋根に積もった雪が下にすべり落ちないよう、雪を引っ掛けるための部材、それが「雪止め」です。軒近くの瓦やスレートなどの屋根材に取り付けられることが多いです。

 

2. 雪止めが必要になる4つの理由

ここでは、実際に雪止めが必要になった理由を4つお伝えします。1つでも当てはまったら、すぐにでも雪止めをつけたほうがいいでしょう。

2-1. 中途半端な降雪がある

sekisetsu1

少量の積雪

少量の積雪2

少量の積雪2

 

 

 

 

今までに1度でも「屋根に積雪」があった地域、つまり沖縄県以外の地域にお住まいの方は、雪止めをつけたほうが良いと思われます。過去数年間、大雪被害がない地域でも安心は禁物です。

その例が2014年2月の関東地方を襲った記録的な大雪です。このとき、多くの住宅では雪止めが無かったため、人的被害やトラブルが多発していました。

ちなみに「中途半端」というところがポイントです。意外に思われるかもしれませんが、北海道や山形などの豪雪地方では雪止めは付けられていません。理由は2つあります。

豪雪地方では雪止めは付けない

豪雪地方の雪

豪雪地方では雪止めは付けない

豪雪地方では雪止めは付けない

 

 

 

 

■ 理由①:雪下ろしができない
雪おろし時に邪魔になります。雪おろしの際は、スコップで屋根の上を滑らせるようにして雪を落下させますので、雪止めがあるとスムーズに雪おろしができなくなります。

■ 理由②:雪の量が多すぎる
大量の雪の重みで、すぐに雪止め金具が曲がってしまい、役に立たなくなるからです。豪雪地方では、屋根の上に数メートルもの雪が積もります。その重さは数十トン単位です。薄い金属板の雪止め金具では、太刀打ちできません。

 

2-2. 軒先の下にカーポート、通路、植木などがある

カーポート

カーポート

通路や植木

通路や植木

 

 

 

雪の重さは想像以上で、その破壊力は驚異的です。カーポートは潰され、植木はなぎ倒され、人の頭上に落ちれば死亡することもあります。

 

2-3. 隣地との境界線が近い

隣にまで、なだれ込む積雪

隣にまで、なだれ込む積雪

 

隣のカーポートや車、植木に実際の被害があるときは結構な確率でトラブルになりがちですが、何の被害もなく、ただ屋根の雪が隣の敷地に落ちただけでトラブルに発展することが多々あります。落雪が隣の敷地にまで届くようなら、雪止めをしておいた方が無難です。

 

2-4. 雨樋破損の防止になる

雪で割れた雨樋

雪で割れた雨樋

外側に傾いた雨樋

 

 

 

 

雪止めがないと、屋根から雪がすべり落ちる際に大量の雪が雨樋に引っかかり、雨樋が外側に開いたり、外れることがあります。この雨樋破損を防止するために雪止めをつける方も多いです。

 

3. 後付けも可能

スレートに取り付けられた雪止め

スレートに取り付けられた雪止め

 

瓦屋根や金属屋根の場合は、瓦を取り替えたり、金属板の上から雪止めを取り付けられるので、一般の方でも後付けは可能だと想像できますが、スレート屋根の場合は、雪止めがスレートとスレートに挟まれるので、本当に後付けができるの?と不安になります。

しかし、ご安心ください。スレート屋根でも後付けで雪止め金具を取り付けることは可能です。しかも、その方法は大変シンプルです。

 

雪止めの構造(“切起し部”に注目して下さい)

雪止めの構造(“切起し部”に注目して下さい)

 

スレートとスレートの隙間に雪止め金具を差し込んで、金具の切起し部(突起した)を下側のスレートに引っ掛けて、引っ張れば、雪止め金具はしっかりと固定されます。
※ 文章では説明が難しいです。

 

4. 雪止めの3つの種類

ここでは、代表的な3種類の屋根材ごとの雪止め対策をお話しします。

4-1. スレート屋根の場合

スレート用の雪止め金具

スレート用の雪止め金具

屋根に取付済みの雪止め金具

屋根に取付済みの雪止め金具

 

 

 

スレート用の雪止め金具です。雪止め金具の出っ張り部分を設置したばかりのスレートに引っ掛けて取り付ければ完了です。

 

4-2. 瓦屋根の場合

雪止め瓦(単品)

雪止め瓦(単品)

雪止め瓦の遠景

雪止め瓦の遠景

 

 

 

スレートと同様に金具を使う方法もありますが、「雪止め瓦」を使用する方がより良いでしょう。雪止め瓦の設置方法は、単純に普通の瓦と取り替えるだけです。通常、瓦は手で簡単に取り外せます。

 

4-3. 金属屋根の場合

アングルタイプの雪止め

アングルタイプの雪止め

アングルタイプの雪止め(遠景)

アングルタイプの雪止め(遠景)

 

 

 

ここでは、特徴が分かりやすい瓦棒葺きの金属屋根の雪止め種類について説明します。瓦棒葺きとは、上記写真のように縦にラインがある屋根構造のことです。縦ラインの屋根は、トタン系の屋根に多いです

瓦棒葺きの金属屋根には、アングルタイプの雪止め金具をします。アングルタイプとは、写真のように長い金属棒で、雪止めをするタイプのことです。一目瞭然ですので、取り付け方法の説明は割愛させていただきます。

 

番外編

雪止めフェンス1

雪止めフェンス1

雪止めフェンス2

雪止めフェンス2

 

 

 

屋根に雪止めをするのではなく、境界部分にフェンスを設置して隣の敷地に雪が落ちるのを防ぐ方法もあります。屋根の老朽化等が進んでいて、屋根に上ると雨漏りなどの危険が高い場合などにはおススメの雪止め方法です。

 

5. 取り付け費用の相場(目安)

ここでは、自分で取り付ける場合と、業者に依頼した場合の2つの費用相場(目安)をお伝えします。

5-1. 自分で取り付けた場合

スレート屋根 (雪止め金具120個) 12,960円~32,400円/1棟
雪止め瓦 (120個~240個)   120,000円~288,000円/1棟
 アングルタイプ (金具40個+アルミ棒12本)  68,000円~85,000円/1棟

※ 一般的な規模の10坪~30坪の住宅で計算しています。
※ 足場代は含まれていません。

 

5-2. 業者に依頼した場合

スレート屋根 7万円~10万円
瓦屋根 (瓦タイプ)  20万円~40万円
  金属屋根 (アングルタイプ)    12万円~15万円

※ 通常、雪止め金具の取り付け工事だけは行ないません。他の屋根修理などを一緒に行なうときの費用目安です。
※ 一般的な規模の10坪~30坪の住宅で計算しています。
※ 足場代は含まれていませんが、雪止め金具の価格は含まれています。

 

6. よくある質問

雪止めに関してよくいただく代表的な質問を4つ挙げてみました。よろしければ、参考にしてください。

6-1. 雪止めは、どの位置に設置すればいいの?

【答え】
軒先から40cm~80cm離れた位置です。正確には外壁の真上になる位置がベストです。その理由は2つあります。

 

■ 理由①
軒先の部分は、重みに弱いです。ご存じのとおり、軒の下には何の支えもありませんので、軒先部分に雪が乗り、重い荷重がかかり続けると耐性が弱り、どうしても傷みやすくなってしまいます。状況によっては、軒先が曲がってしまうことも考えられます。

そのため、雪止めを軒よりも少し上方に付けておけば、雪止めから下側にある雪は、少しずつ落ちていきますので、軒先が曲がることはまずありません。

■ 理由②
軒の下地部分に雪水が浸み込み、外気に晒されて凍ってしまうことがあるからです。この凍結を繰り返すと、屋根材を支えている野地板や垂木が腐食してしまいます。それを防ぐために雪止めは、軒先から40cm~80cm離れた位置に付けて軒先の部分を速く乾燥させる必要があります。

反対に軒以外の屋根部分は、その下に屋根裏などの、ある程度密閉された空間があるので、屋根下地が凍結することは、ほとんどありません。

 

6-2. こんな少しの高さの雪止めだけで大丈夫ですか?

【答え】
高さは4cm~5cmあれば十分です。積もった雪は数日すれば、大きな塊になります。雪が屋根から落ちるのは、その塊の底辺、つまり屋根と接している部分が滑るからです。その滑りさえ止めてしまえば、落雪することはありません。(ただし、豪雪地方は除きます)

 

6-3. お隣に雪止めを付けさせる方法はありますか?

【答え】
都道府県の条例によって、雪止めに設置義務を課している地域があります。新築時や屋根リフォーム時などの状況に応じて、その内容は変化しますが・・・。

詳しくは、お住まいの都道府県にお問合せください。また、お隣に直接言うのは気が引ける方は、各地方自治体(市役所など)に代わりに言ってもらう方法が良いと思います。

 

6-4. 自分でも雪止めを付けられますか?

【答え】
DIYが得意な方であれば、付けられるでしょう。しかし、それはあくまでも技術的な面に限ってです。落下危険や屋根破損に伴う雨漏り発生も考慮したら、屋根修理業者に依頼する方が賢明でしょう。

 

7. 新築時以外なら0円(無料)で取り付け可能です!

今、雪止めのことが気になっているというは、近日中や去年あたりに、いつもより多くの雪が降ったのではありませんか?ということは、その雪で雨樋やテラス、カーポートなどが壊れている可能性が大きいです。

私たちの経験では、ほとんどの方は気付いていませんが、大雪後の住宅は、約85%以上の確率でなんらかの被害を受けているものです。

 

7-1. 火災保険の「風災・雪災」補償

あなたも、実質0円(無料)で雪止めが付けられる可能性が大です。そのワケは、火災保険の「風災・雪災」補償にあります。この補償は、風や雪で屋根や雨樋、カーポートなどが壊れた場合、保険会社がその修理費用をカバーしてくれるという制度です。

火災保険の「雪災」補償

火災保険の「雪災」補償

 

すでに火災保険に加入中の方は、ぜひ「必見!火災保険を使って屋根修理を無料で行う方法」をご覧ください。なぜ0円で雪止めがつけられるのかをしっかりとお話ししています。火災保険で屋根を修理する際に、業者負担で雪止め金具をつけることは、ごく一般的なので、この記事は必見です。

 

8. 業者選びが最重要

雪止めの取り付けは、業者にとっては比較的簡単な作業の部類に入ります。しかし、簡単な作業だからこそ、業者選びが最重要です。悪徳業者は、雪止めだけでは利益が少ないので、必ずそれ以外の修理工事を勧めてきます。もちろん、その修理費用はボッタクリ価格である可能性が非常に高いです。

8-1. 優良業者を探すことがポイント

悪徳業者による被害を回避する方法は、実は簡単です。その方法とは、悪徳業者を探すのではなく、優良業者を探すことです。しかも、その優良業者は電話1本ですぐに、しかも必ず見つかります。そんな方法があるのです。

「落雪でちょっとだけ雨樋が壊れたのですが、格安で修理していただけますか?」

上記の言葉で、電話問合せするだけで優良業者かどうかが分かります。例え、落雷でなくてもそう言って下さい。その理由は「屋根修理の詐欺被害に遭わない、たった1つの確実な方法」で詳細をお伝えしていますので、ぜひ1度ご覧になって下さい。

 

9. まとめ

屋根の雪止めについて、その種類や取り付け方法などをお伝えしましたが、理解していただけたでしょうか?特に、雪止めを付けようか、付けまいかで悩んだときは、必ず付けることをオススメします。

悩むということは、お住まいの地域で降雪があったということです。次の降雪が大雪にならないという保証はどこにもありません。雪による被害は、思いのほか大きく、私たちは大雪の後は3週間ほど出動し続けています。「雪止めがあれば防げたのに」と、私たちはいつも悔しい思いで屋根を見上げています。

 

 


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