屋根の構造、内部はどうなってるの?7つの視点から徹底解説

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住宅の屋根構造、その内部とは?

雨漏りが発生して天井裏を見た時、屋根の内部構造って、こうなっているのかと思われたことはありませんか?

この記事では、屋根構造の基本的な内容についてお話します。

屋根の内部構造を知っていると、屋根修理など様々な面で役立ちますので、ぜひ参考にして下さい。

1. 屋根構造の基本

屋根の基本構造

上記のように、屋根の基本構造は「垂木」「野地板」「ルーフィング」の3つの部材の上に、スレートや瓦などの屋根材が設置され、構成されます。「垂木」「野地板」「ルーフィング」の3つは、どんな屋根の種類でも、ほとんどその構造や機能は一緒です。

1-1. 垂木(たるき)

垂木
垂木
垂木を組み合わせた屋根構造
垂木を組み合わせた屋根構造

垂木とは、屋根に傾斜をつける木材です。屋根の一番高い箇所(棟)から下方向(軒)に斜めに長い木材が使用されるのが一般的です。横方向には、約45㎝間隔で取り付けられます。

1-2. 野地板(のじいた)

野地板
野地板
野地板を敷いた屋根
野地板を敷いた屋根

野地板とは、垂木の上に設置される板状の部材です。ルーフィングやスレート、瓦などの屋根材を後で載せる下地材となります。その材質は、主に9mmまたは12mmの厚さのコンパネ板が使用されています。

1-3. ルーフィング(防水紙)

ルーフィング
ルーフィング
ルーフィングを敷いた屋根
ルーフィングを敷いた屋根

ルーフィングとは、屋根からの雨漏り防止のために野地板の上に敷く防水シート状の建材です。ルーフィングには2種類ありますが、最も普及しているのが「アスファルト・ルーフィング」です。防水性を高めるため、シートそのものにアスファルトを染み込ませてあります。

ルーフィングについては、「屋根のルーフィングについて、知っておきたい7つのポイント」で詳しく説明していますので、興味のある方はご覧下さい。

このルーフィングの上にそれぞれの屋根材が設置され、屋根構造となりますが、屋根構造の仕上げ材である屋根材の部分は、大きく異なっています。次の項目では、主な屋根材部分の構造についてお話しします。

2. 代表的な屋根材の設置構造

ここでは「垂木」「野地板」「ルーフィング」以外の屋根材の設置構造についてお伝えします。代表的な屋根材である「瓦屋根」「スレート屋根」「トタン屋根」の場合は、以下のような構造になります。

2-1. 瓦屋根の構造

瓦屋根の構造
瓦屋根の構造

以前は、瓦はのせているだけでしたが、現在は、地震や突風などでずれないように釘止めするのが通常です。

2-2. スレート屋根の構造

スレート屋根の構造
スレート屋根の構造

スレートは、錆びにくいステンレス釘2本を野地板に打ち付けて固定されています。むね包み板は、ステンレスクギではなく、ステンレスビスで固定し、より耐風性を高めることもあります。

2-3. トタン屋根の構造

トタン屋根の構造
トタン屋根の構造

トタン屋根の中で、一番施工数が多い「かわら棒葺き」について説明します。かわら棒の中には通常、木材が入っていますので、かわら棒の側面両方からスクリュークギでトタンを固定します。

3. 雨漏りを止めているのは、実はルーフィングだった

雨漏りはルーフィングで止める
雨漏りはルーフィングで止める

一般的に私たちは、雨漏りを防止しているのは瓦やスレートやトタンなどの屋根材だと考えがちですが、実は最終的に雨漏りの有無を決定しているのは「ルーフィング」なのです。

ルーフィングは、屋根材で防止できなかった雨水を野地板や屋根裏に浸み込ませないように、屋根材の下に流れる雨水を軒先まで流す働きがあります。

意外に思われるかもしれませんが、大雨時、大量の雨水が屋根材の下に入り込んでいます。ただ、ルーフィングの働きで室内や屋根裏に雨が染み込んでいかないだけなのです。

もちろん屋根材にも、雨漏りを防止する機能はありますが、あくまでも化粧材です。雨漏りの防止に最もおおきなやくわりをはたすのは、ルーフィングです。

※化粧材とは、表面が美しく加工され、見栄えを良くした部材のことです。

4. 屋根構造の修理が必要な事例

ここからは、屋根構造にまで修理を行う必要がある、代表的な事例を3つ挙げます。

4-1. 屋根面が波打っている

波打っている屋根面
波打っている屋根面

野地板が水分を含んで腐食してくると、屋根が上記のような状態になります。いくら雨漏りの修理を行っても、次から次へと新たに雨漏りが始まるので、必ず野地板ごと交換する修理を行うべきです。

4-2. 軒が下がっている

軒が下がっている屋根
軒が下がっている屋根

垂木に水分が含まれると腐食が始まり、垂木の強度が弱まります。結果、屋根材や積雪などの重みで軒が下がってくることがあります。こうなったら、垂木からすべての屋根構造を交換するしか修理の方法はありません。

4-3. 複数箇所から雨漏りしている

雨漏り
雨漏り

ルーフィングの経年劣化が進むと、その防水性能が機能しなくなり、屋根面全体から雨水が浸入し、あちこちから雨漏りするようになります。雨漏りを止めるには、新しいルーフィングを敷き直す必要があります。

5. 優良な修理業者を100%見つけ出す方法

あなたが安心して任せられる優良業者とは、どんな業者のことでしょうか?すぐに来てくれる業者ですか?それとも安価な見積もり額を出してくれる業者ですか?

実は、両方とも悪徳業者の典型なのです。なぜかというと、往々にして以下のようなケースが実際に起こっているからです。いわゆるボッタクリと言われる業者で、巧妙な手口を使い、最後には高額の修理費用を要求してきます。

すぐに来てくれる業者
無料で応急処置をしてはくれるが、修理契約を断ると、割高な出張費や応急処置料を請求してくる。

安い業者
修理工事中や工事の後に、多額の追加料金を請求してくる。

こんな業者に引っかかっては大変です!修理の内容は劣悪で、料金は高額という最悪の結果に終わってしまいます。

本当の優良業者とは、確かな修理工事を行ない、かつ修理費用の負担を1円でも軽くしてくれる。そんな提案ができる業者ではないでしょうか?つまり、お客様のメリットを最優先に考えてくれる業者です。

実は、そんな本当の優良業者を電話1本で見分けられる方法があります。誰でも簡単にすぐにできる方法ですので、1度試してみてください。その詳しい方法は「屋根修理の詐欺被害に遭わない、たった1つの確実な方法」でご確認ください。面白いように、その業者が優良業者であるかが判別できます。

6. まとめ

屋根の構造について、分かりやすくお話ししましたが、もし、あなたの屋根が困った状態で、雨漏りなどがある場合には、「火災保険を使って、屋根の修理を無料で行う「専門業者」とは」記事をお読み下さい。無料で屋根を修理する最高の方法について書かれています。

屋根は、あなたの大切なマイホームを雨風から防ぐ「守り神」です。屋根を大切にすれば、ご自宅も長持ちします。ぜひ、この記事を参考にして下さい。


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