引越しの見積り額を上手に抑えて、スムーズに引っ越す方法

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引越しは、手間の掛かるとても大変な作業です。

そんな煩わしさをを解消するため、引越し業者に全てを依頼する心情も分かります。というか、最も一般的な方法です。

しかし、一般人が引越しに不慣れなのをいい事に、ボッタクリ業者がいまだに横行しているのが、“引越し業界”の現実です。

しっかり業者の善し悪しを見極めないと、新生活へのファーストステップで大きくつまずいてしまいます。

そこで今回の記事では、私自身が以前、引越し業者でアルバイトをしていた経験を踏まえて、
できるだけ節約しながらもスムーズに引っ越しをするための全手法をお話しします。

「節約」や「値引き交渉」と言うと、なんだか難しそうに聞こえますが、ここで紹介する方法は、誰でもカンタンにできる方法ばかりですのでご安心ください。

 

 

目次

目次

1. 引越し業者を選ぶポイント

2. 引越し費用の相場(目安)

3. 引越し費用を1円でも安くする10のポイント

4. 引越しをスムーズに進める8つの裏技

5. 知っておくとトラブルを回避できる5つのアドバイス

6. 新居での快適な生活を送るためチェック項目

7. 引越し業者情報

8. まとめ

 

1. 引越し業者を選ぶポイント

まず、引越し業者に関する情報から仕入れていきましょう。

業者を絞り込んでいきましょう

業者を絞り込んでいきましょう

1-1. 区分けする

引越し業者を選ぶ際は、まず会社規模の大小、所在地があなたの新居または現住所から近いか、この2つによって区分けしていきます。具体的には以下のように分けてみましょう。

 ①     大手 引越し業者   2社 
 ②    中小 引越し業者    2社
 ③    最短距離の引越し業者      1社  

そして、この区分け作業が終わったら、次に以下に示す1-2~1-43つの判断材料によって、更なる区分けを行って下さい。

こうして次々に区分けすることにより、業者の特色が分かり、あなたが要望する引越し業者を選びやすくなります。特に最短距離にある引越し業者は、あなたにも業者にも双方にメリットをもたらします。これについては、また後で詳しく説明させていただきます。

1-2. 賠償責任保険の有無を確認する

引越し後、もし「PCが起動しない」「家具が傷ついた」「引越し先のクロスが破れている」などの不具合を見つけたら、すぐに引越し業者に連絡しましょう。その補償は標準引越運送約款で定められていますので、堂々と請求できます。もちろん、すべての引越し業者が対象です。

標準引越運送約款のサイト はこちらです

また、賠償責任保険にしっかりと加入している業者を選ぶ必要があります。いくら標準引越運送約款で補償が義務化されていても、その費用がネックになり、業者はなかなか保険に入らないものです。しかし、賠償責任保険に加入している業者であれば、すぐに賠償保険を活用して、対応してくれます。

1-3. 作業サービス内容の範囲を確認する

費用が高額な大手引越し業者であれば、様々な作業サービスが整っているので、問題ないのですが、費用の安い中小業者は、場合によっては下記の作業サービスに対応していないことがあります。

・荷物梱包
・ピアノ・特大サイズ家電製品などの重量物の搬入搬出
・エアコンの取り外し、取り付け
・PCなどの精密機器の梱包、運搬
・家具の2F窓からの搬入搬出
・家具の分解組み立て
・養生(マスキング)
・家具設置作業
・時間指定サービス

つまり、中小引越し業者は引越しサービスというより、運搬サービスを提供していると見るべきなのです。規模の大きな宅配便というイメージですね。

引越しのフルサービスを期待しているとガッカリすることになりますが、その分値段はお安めですので、独身のお引っ越しなどには最適かもしれません。

ケースバイケースで、ご自分の状況に合わせてご判断されることをお奨めします。

1-4.電話応対・営業マンの態度で判別する

■ 電話応対について

呼び出し音が4回鳴って、電話口に出てこない業者は止めたほうが賢明です。電話にもまともに出られないような業者がしっかりとした引越しサービスを提供できるわけがありません。

どこの引っ越し業者も、電話窓口は「会社の顔」として一番力を入れて教育しているので、その部分が疎かであれば、すべてが悪いと判断すべきです。

またこちらからの質問に答えられず、話をすり替える業者も危険です。こういう業者にお願いすると、引越しのサービスも自分勝手なものになる事は間違いありません。


■ すぐに申込みを勧める営業マンはNG

見積り時の営業マンの愛想の良し悪し、これはその会社のサービスとはあまり関係ありません。実際に引越しをするのは、全く別部署の職員です。しかし、ここで気をつけて欲しいのは、すぐに申込みを勧める営業マンは要注意だという事です。

一方的に話を進めて、契約に持ち込もうとするような対応の営業マンは、自分へのコミッションを期待してのことですから、お客様のことなど何も考えていません。契約さえ取ってしまえば、もうこっちのものという考えが透けて見えます。

特に、見積り依頼1社目に引っ越しを申込むのは、お金をドブに捨てるようなものです。わざわざ見積もりに来てもらったから・・・などと義理を感じる必要はありません。どうしても断わるのが苦手だという人は、次のように言いましょう。

あなたが既婚女性ならば、嘘も方便で「旦那の会社で引越し代を負担してくれる事になっているので今は決められない」 と言えば大体の引越し業者は引き下がります。

要するに、自分では判断できないことを相手に伝えればいいのです。「現在の住まいは、会社から借りている物件なので・・・」と言えば理屈は通ります。

また、長い言葉を覚えるのが面倒だという方には「検討します!」この一言で結構です。この一言は効きます!「今から考えるから、一人にして欲しい=一度帰って欲しい」と、暗に示しているからです。

また、見積り書をもらった時に「主人と検討しますので、2~3日お時間を下さい。」この言葉で釘を刺しておくのも一つの手です。

1-5. 単身の場合、単身パックがおすすめ

あなたがもし、独り身であるなら「単身パック」のサービスがある業者がおススメです。遠距離であればクロネコヤマトさん(13,650円~)か日通さん(17,850円~)の単身パックがいいでしょう。短距離であれば赤帽さん(6,000円~)で十分です。実際、赤帽は単身パック専用の業者みたいなものです。

【なぜ、単身パックは安いのか?】
単身パックは、専用BOXに荷物を入れて、他の荷物と一緒に運搬する、いわゆる「混載便(こんさいびん)」という配送方式を採ります。そのため、料金が大変安いのです。

通常の引越しであれば、最低でも大型トラック+作業者3名で、半日~1日を要しますが(チャーター便)、専用BOXで行う単身パックなら、小型トラック+作業者1名でいくつもの単身パック荷物を平行して運搬できるので、安くできるというワケです。

1-6. オプションサービスを確認する

掃除が苦手な方や、忙しくて引越しの準備が全くできない方には、オプションサービスを使用すると便利です。大手引越し業者のオプションサービスを挙げておきますので、あなたの要望に合致すれば利用しても良いでしょう。しかし、料金は若干高めです。

◆ オプションサービス一覧
・エアコン移設
・ハウスクリーニング・エアコンクリーニング
・ピアノ搬送、設置、調律
・消臭・殺虫サービス
・インターネット回線取次ぎ
・不用品引取り、不用品買取
・電気工事
・パラボラアンテナの移設、調整
・家電製品、オーディオ機器移設
・荷物の梱包、開包
・自動車、バイクの輸送
・引越しあいさつハガキの作成
・ダンボール無料
・荷物預かり
・ベビーシッター派遣
・ペット輸送
・フロアコーティング
・盗聴器調査
など・・・

 

2. 引越し費用の相場(目安)

2-1. 基本料金の目安

 引越し人数   トラック種類   作業車人数   時間指定  料金相場 
単身 軽トラック 1名   6,000円~ 8,000円
単身 1tトラック 2名  10,000円~35,000円
単身・夫婦 2tトラック 2名  20,000円~50,000円
家族 3tトラック 3名  55,000円~80,000円
家族 4tトラック 3名  60,000円~100,000円

※ 上記金額は、最低基本料金の相場です。距離は50kmまでです。

2-2. 料金構成

引越しに掛かる費用は、下記の6項目で決まります。

引越しの6項目

1. 荷物の量
2.
作業人数
3. 距離
4. 運搬方法
5. オプション
6. プラスα(アルファ)

 

3. 引越し費用を1円でも安くする10のポイント

ここでは、引っ越し費用を1円でも安くする秘密の方法についてお話しします。

3-1. 3社~5社の相見積りをとる

最後の「プラスα」って、一体何だろうと気になっている方がいるのではないでしょうか。
「プラスα」=業者利益を極力ゼロにする勢いで、値引きを迫ることです。

業者としては利益が出なくても、人件費などでマイナスにならないのなら、タイミングによっては受けてくれることがあるからです。

例え、相手が気分を害しても絶対に引越し料金を安くしたい方、何事も経験だとやってみたい方は、ぜひお試しください。では、具体的な手順についてご説明します。

■ 業者利益を極力ゼロにする具体的な手順

① まず1社目の見積りをとる 。

② 次に2社目の見積りをとる。

▼1社目より見積りが高かった場合:「○○さんのほうが安かったからごめんね」と言う。ここで大切なのは、「安くして欲しい」とお願いをしないことです。お願いしてしまうと相手の立場が上になり、引越し費用が安くなる可能性が低くなります。

しかし、ご安心ください。ほとんどの場合1社目の見積書を見せれば、「それより安くしましょう」と勝手に業者のほうから言ってきます。

▼1社目より見積りが安かった場合:見積書を貰って担当者の連絡先を控える。

③ 3社目の見積りをとり、②と同じことを繰り返す。

④ 最大で5社目ぐらいまで、②を繰り返す。

※こちらが極限まで引越し費用を安くする方法です。手間は掛かりますが、かなり効果のある方法だと言えます。

3-2. 引っ越しの1~2ヶ月前から見積りをとる

このように5社の見積りをとるには、どうしてもある程度の手間と日数が必要になってきますので、引越しの1~2ヶ月前から、この作業を始める事をおススメします。また早期割引や、希望の引越し日を予約しやすいというメリットもあります。

最安値を狙っているのなら、6社以上見積もりをとっても構いませんが、私の経験では3~4社ぐらいで十分OK です。

大切なのは、例え営業にその場で契約を迫られても、絶対契約をしてはならないという事です。万が一契約しても、標準引越運送約款で引越しの2日以上前なら解約できるとされていますので、遠慮なく解約の申し出をしましょう。もちろん、メール一本でOKです!

3-3. 方便でジャンジャン値引きさせる(値段はあってないようなもの)

5社から見積りを取ると、それぞれの営業から電話がかかってきます。その際、あなたは最安値の見積り額を言うだけで、相手業者は勝手に値段を安くしてくれます。

「引越し費用を1円でも安くする」と言っても、全然大変な作業ではなく、ただ他社の見積り金額を電話にて伝えるだけ、またはメールを送るだけです。それなら誰にでもできそうだと思いませんか?

ここからは裏技の世界に入っていきますが、あまりに安い料金を提示すると「他社さんの見積書を参考のために見せていただけませんか?」と言われる場合もありますが、以下のように見せられない理由を準備していれば大丈夫です。

「会社で引越し代を負担してくれる事に成っているので、見積書は会社にある。」など

方便を使う勇気がないと、この裏技は使えません。少しでも遠慮すると、相手は強気になって攻め込んできます。

また、方便を使ってまで値引きをするのが煩わしい、または電話で話すのが面倒だという方は、見積書をスキャンして添付したメールを、次々に2社目以降の引っ越し業者に送るという選択肢もあります。

あまり書くと、引っ越し業者から「この執筆者は人間じゃない」と言われそうですので、今日はこの辺で・・・(笑)

3-4. はじめての引越しでも「はじめて」とは言わない

引っ越し業者は、はじめての引っ越しだと分かると足元を見て“ボッタクリ金額”を提示してきます。その後、いくら安くなっても元の金額が高いのであまり安くはなりません。

絶対にこちらから「はじめての引越し」だと口にしないことです。親切に教えてもらいたいという気持ちで話しても業者は足元を見てくるのが常です。

もしも、業者側から「何回目のお引越しですか?」と聞かれたら、「これで3回目の引越しです。前は、確か日通さんにお願いしたのですが。」などと適当なことを言っておけば良いです。

3-5. ダンボールは中古にしてもらう

引越しが終わればダンボールはゴミになります。

段ボールは中古品がベスト!

段ボールは中古品がベスト!

それなら業者に依頼して、使い回した中古の段ボールを使用する方がお値段も安くなります。

当たり前といえば当たり前なのですが、段ボールは中古も新品も、その機能は全く変わりません。

中古の段ボールをお願いしてみましょう。

3-6.「荷物の量」と「オプション」を減らす

引越し費用を安くする手順は、とにかく「荷物の量」「作業人数」「距離」「オプション」の4つを減らすことです。とりわけ実行しやすいのは「荷物の量」と「オプション」です。

不用品があれば、引越しする前にヤフオクやリサイクルショップで処分しましょう。また「オプション」である梱包も自分でやれば、料金は掛かりません。

3-7.「運搬方法」を選ぶ

それと、もう1つお値段を安くする方法についてお話しします。それは「運搬方法」を選び直すことです。引越しの際の運搬方法は大きく分けて「チャーター便」「混載便(こんさいびん)」「空便(からびん)」の3つがあります。それぞれの特徴を理解して選べば、引越し費用をお安くできる可能性大です。

 チャーター便  あなた専用のトラック・人員で荷物を運搬する方法です。搬出・搬入は正確で、日付や時刻指定もできます。
 混載便
(こんさいびん)
 他の荷物と一緒に運搬する方法です。搬出・搬入の日付指定は対応できますが、時間指定はあまり正確ではありません。
 空便
(からびん)
 他のチャーター便後など業者都合によって荷物を運搬する方法です。時間指定はできません。場合によっては、日付指定もできないことがあります。

業者がはじめに薦めてくるのが 最も高価な「チャーター便」です。しかし、私としては、お時間に余裕があるのなら、最も安価な「空便」を選択する事をおススメします。

3-8. 近くに引越し業者の営業所があると言って、値引き交渉の材料に使う

家の近所というのは「距離」を短縮することができるので、見積り交渉時の結構な切り札になります。

3-9. 1,000km以上の遠距離引越しは大手に依頼する

引越しを専門に取り扱う大手業者は、全国に支店があるので、すでにネットワークができあがっています。

1,000km以上は大手に依頼

1,000km以上は大手に依頼

その人員やトラックを有効活用するので、1,000km以上の遠距離引越しは大手に依頼した方がお値段も安くあがります。

例えば、他の引越しサービスの後に会社に戻るついでに、空になったトラックや作業者で引越しを行なえば、追加でトラックや人員の手配をする必要がなくなり、経費が掛からないでので安くできるのです。

中小業者ではこうはいきません。

3-10. できる限り2~3月は避ける

2~3月は超繁忙期なので、引越し業者は強気に出てきます。それどころか、引越し日を予約するだけでも困難になってきます。お値段を安くしたいのであれば2~3月の引越しは避けましょう。

しかし・・・引っ越しって、この時期にしなくてはならない事が多いんですよね、実際。

 

4. 引越しをスムーズに進める8つの裏技

4-1. 冷蔵庫の電源は 水落ちするので前日に抜いておく

冷えた冷蔵庫は水滴を発生させます。前日に冷蔵庫の電源を抜いて、本体の温度を常温にしておけば、新居先に水が漏れないので○です。業者との揉め事となる要因は1つでも少なくした方が無難でしょう。

4-2. しつこい営業は 嘘でもいいから「他社に決めた!」という

もう二度と電話は掛かってきません。「断わるのは気は引ける」と、うやむやにしておくと、あなたにも業者にも手間が発生しますので、勇気を持って言う必要があります。

4-3. 引越し前に家具などの写真を撮っておく

補償の際、動かぬ証拠になります。業者との揉め事となる要因は1つでも少なくした方が無難ですから、デジカメで撮っておいた方が良いです。

4-4. 納得がいかない場合は「市役所に相談する」と言う

業者の対応が本気になります。引越し業務は、引っ越し業務は、国土交通省より許可を受けないとできないお仕事ですので、国や地方自治体へのクレームを回避するためには真摯な対応をせざるを得ません。

4-5. 一人1,000円ぐらいのチップを作業前に渡す

作業がとても丁寧になります。“作業前”に渡すのがミソです。その理由は、もうお分かりですね。

4-6. 一括見積もりサイトは「客寄せの窓口」と割り切る

このサイトを使ったからと言って、必ずしも引越しのお値段がお安くなるわけではありません。むしろサイトへの登録料などが掛かるため、高くなる可能性もあります。多大な期待をすると後悔することになりますので、割り切って対応しましょう。

4-7. 引越しは 知り合いに頼まない

人間関係を考えるとクレームができなくなります。さらに機会がある度に、お礼を言わなければならず、結構気疲れしてしまいます。私の場合は絶対にしません。

4-8. キャンセルは、2日前までなら無料でできる

キャンセル代は、2日前までなら発生しない。これは「標準引越運送約款」で定められている法律です。その期間内であれば、堂々とキャンセルしましょう。

しかし、その期日間近で他業者に引越しを依頼すると、それを逆手に取られて高い引越し費用を要求してくる可能性もありますので、2週間前までに業者を決定することをおススメします。

 

5. 知っておくとトラブルを回避できる5つのアドバイス

5-1. 引越し用トラックを駐車して営業妨害でクレーム

引越し先のマンション1階が店舗の場合、よく耳にするトラブルです。引越しだからいいだろうと思い込まず、お店の店主に一言伝えておけば、大抵はクレームになりません。

まあ、本来なら引っ越し業者がやるべき事ではありますが、一応頭に入れておいた方が良いと思います。

5-2. 引越し後のあいさつは、単身用マンションでは不要

特に都心部では、夜勤の方もおられますので、何度もチャイムを鳴らすと近所迷惑になることもあります。偶然、顔を合わたときに簡単なあいさつ程度で十分でしょう。

5-3. パソコン等の動作確認はすぐに

パソコンやテレビ、ブルーレイのデッキなどは、引越し業者が立ち去る前に、主電源が入るかだけでも確認しましょう。後日のクレームになると対応が遅れる場合がほとんどです。困った事に、中にはそのまま放置されることもあります。

5-4. 引越し先によっては、引越業者の大家指定がある

大家指定の引越し業者は費用が割高です。その理由は大家(不動産管理会社)が手数料を取っていること、そして競合業者がいないからです。

契約書の特約事項に、引っ越し業者の大家指定について書かれていたら、他物件を探した方がいいです。入居者から取れるものはなんでも取ろうという、浅ましい考えの大家(不動産管理会社)が管理する物件で、快適な新生活が送れるわけがありません。

5-5. 一括見積りサイトを利用すると、電話がうるさいと心得る

一括見積りサイトに登録すると、我先にと一斉に電話連絡がきます。どの業者も受注しようと必死です。特に費用が高い業者ほど真っ先に電話が掛かってきますので、良心的な業者から電話があった時にはすでに注文済みで後悔することが多々あります。

電話攻勢に怯んではなりません。申し込みを焦らず「時間を掛けたほうが間違いなく良い結果になる」という心構えでじっくり構えましょう。決定権は、こちらが持っています。

 

6. 新居での快適な生活を送るためチェック項目

意外と新居の下記チェック項目は見落としがちです。引越しの下見時には、必ず下記項目をチェックして契約する方が良いでしょう。

 □   コンセントの数は多いか?
 □  24時間ゴミ出しOKか?
 □  風呂・トイレの換気扇の強さは十分か?
 □  水道やシャワーの水圧に勢いはあるか?
 □  トイレの水の流れに勢いはあるか?
 □  徒歩○分は、実際にはその1.2~1.5倍掛かるが、大丈夫か?
 □  ロフトを寝室として考えていないか? 暑すぎて寝室としては無理
 □  消防署、大型病院は近すぎないか? 救急車や消防のサイレンでうるさい

 

7. 引越し業者情報

引越し業者情報を「一覧表」「一括見積りサイト」「番外編」に分けて挙げてみました。

7-1. 引越し業者一覧表

サカイ引越センター:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/
アリさんマークの引越社:http://www.2626.co.jp/
アート引越センター:http://www.the0123.com/
アーク引越センター:http://www.0003.co.jp/
ハート引越センター:http://www.hikkoshi8100.com/
ヤマトホームコンビニエンス:http://www.008008.jp/
日本通運:http://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/
赤帽:http://www.akabou.jp/
アップル引越センター:http://www.apple-hikkoshi.co.jp/
ハトのマークの引越センター:http://www.hato.or.jp/
ダック引越センター:http://888888.jp
ファミリー引越センター:http://www.505555.jp/
カルガモ引越センター:http://www.karugamo.co.jp/
くじらマークの日本引越センター:http://www.jrc-co.co.jp/
ジェイアール貨物:http://www.jrfreight.co.jp/transport/service/move.html
センコー引越プラザ:http://www.plaza.senko.co.jp/
三八五引越センター:http://www.0385.co.jp/
名鉄運輸:http://www.meitetsuunyu.co.jp/sales/hikkoshi.html
福山通運:http://corp.fukutsu.co.jp/mov/index.html
中央引越センター:http://www.2020.co.jp/
コスコス引越センター:http://www.hikkoshi-fukuoka.com/
リズム引越センター:http://www.rhythm-ms.com/

7-2. 一括見積りサイト

引越侍:http://hikkoshizamurai.jp/
引越比較.com:http://www.hikkoshihikaku.com/
価格.com:http://kakaku.com/hikkoshi/guide/estimate.html
ズバット引越し比較:http://www.zba.jp/hikkoshi/
HOMES:http://www.homes.co.jp/hikkoshi/
引越しネット:http://www.ohikkoshi.net/
SUUMO 引越:http://hikkoshi.suumo.jp/

7-3. 番外編

※ただし、あくまでも引越しの「お手伝いサービス」です。

便利屋お助け本舗:http://otasuke365.com/
よろず屋エイトピース:http://www.8peace.com/hikkoshi.html
ベンリーコーポレーション:http://www.benry.com/service-index/
便利屋ファミリー:http://benriyafamily.com/move

 

8. まとめ

この記事を読まれて“引越し業界”って、こういう仕組みになっていたのか、とご理解いただけたと思います。

「案ずるより産むが易し」で、あとは電話を掛ける行動力と勇気さえあれば、必ず最安値で引越しできます。また、最近はインターネットの普及で電話いらずになっていますので、メールのやりとりだけで実行できるのも嬉しいことです。

浮いたお金は、新生活の楽しい時間に充てて、ニューライフに勢いをつけましょう!

 

 


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