ビルの修理を手出しなしで行う裏技!
ビルのオーナーにとって、ビルの修理やメンテナンスは頭の痛い問題です。
ビルの修理は足場を組み、ビル全体をメッシュで覆う必要があります。この費用と、修理に掛かる日数がバカにできないのです。
お金はかさむし、近隣やテナントからの苦情は出る。気の休まる暇はありません。
しかし、ここでビルのオーナーさんに朗報です!ビルの修理やメンテナンスを手出しなしの完全無料で行う方法があります。
しかも足場を組まず、メッシュも張らず、ビルの住民や近隣からの苦情もなく数日で行うという夢のようなものです。
この記事では、その新しい方法について、詳しくご紹介します。
目次
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4. マジで凄い!火災保険のビル修理は「建築基準法12条」もクリア!
1. ビルの修理に掛かる費用を火災保険で無料にする方法
ビルのオーナーにとって、ビルの修理やメンテナンスは頭の痛い問題です。
ビルの修理は足場を組み、ビル全体をメッシュで覆う必要があります。この足場とメッシュにかかる費用と日数がバカにならないのです。お金はかさむし、近隣やテナントからの苦情は出るし、気の休まる間がありません。
あまりのストレスにビルのメンテナンスを放り出すオーナーが急増した時期があります。そのためビルが老朽化し、タイルが剥がれ落ちたり、看板が落ちたりする事故が多発しました。
これを重く見た国土交通省は、「建築基準法第12条」で10年に一度、ビルの検査をオーナー側に義務づけることとなりました。
ビル全体の検査には結構なお金が掛かりますし、その結果、もしもあなたのビルが老朽化していたら・・・脅すわけではありませんが、その修理に掛かる費用は莫大なものになります。
そのような理由で、「ビルの検査」と聞いただけで冷や汗が出るという方は大勢いらっしゃいます。
しかし、ここでビルのオーナーさんに朗報です!ビルの修理やメンテナンスを0円の完全無料で行う方法があります。しかも足場を組まず、メッシュも張らず、ビルの住民や近隣からの苦情もなく数日で行うという夢のようなシステムです。
「そんなバカな!」「こんなにうまい話があるはずない!」
ご安心ください。そんなあなたに笑顔を取り戻してもらうために、この記事を書きました。
間違いなく、永久保存版の記事ですので、ぜひ10分間だけお付き合いください。
2. ビルの修理は火災保険を使えば、手出しなしでできる!
まずは修理費用の方です。「火災保険」という保険をご存じでしょうか?そうです、あなたがビルのオーナーになった時、半強制的に契約させられた保険があったと思います。
銀行は、この火災保険の契約を条件にお金を貸してくれたはずです。銀行が契約を推薦するということが何を意味しているか、もうお分かりですね。
そうです。この火災保険は、いざという火災や天災の時、あなたのビルの修理やメンテナンスを補償してくれる保険なのです。
火災のときだけでなく、落雷や盗難などの被害に遭っても、その修理や補償を保険金で対応してくれます。詳しい内容は、以下にそのイラストを提示しますので、ご覧ください。
掛け金はそれほど大きくないのに、以下に示す全ての災害に対して保険金が下りるという、夢のような保険です。
私は常に、日本の火災保険は世界一の保険だと謳っています。天災、盗難、全てのトラブルに迅速に対応してくれる、こんなに良い保険は世界中を見てもどこにもありません。
しかし、火災保険の詳しい内容が世の中に出回っていないため、使われずに「掛け捨て」の安心料になっているのが現状です。
私は、火災保険を使って家の修理を行うという事業を2013年に始めたのですが、最近になって「ビルの修理も行って欲しい」という要望が多くなったため、ビル関係の仕事にも対応するようになりました。
火災保険は素晴らしい保険です。しかし、その使い方が分からずに悩んでいるビルのオーナーさんは数多くいらっしゃいます。
その理由の1つに、自動車保険は板金屋さんが、医療保険は医者が、保険の申請を代行してくれますが、火災保険の申請を代行してくれる大工さんやリフォーム会社がないという実情があります。
そこで、私たちが保険の申請からビルの修理から、全てをパッケージ化して行う事業を行っているのです。
オーナーさんは高みの見物。無料にもかかわらず、ただ見ているだけで建物が勝手に修理されていくというシステムを作り出しました。
また「火災保険は満額出にくいと言われているけど、本当に修理費用は降りるだろうか?」と心配するオーナーさんもいますが、最近はインターネットの普及も手伝って、保険が本当に出やすくなりました。
実は、保険が出るかどうかの基準は「時期」と「症状」、この2つだけです。
「時期」と「症状」、つまりは「いつ」被害に遭ったのか。
そして「どのような」被害に遭ったのか、この2つのみが審査基準になります。
「どのような」被害かは、風害や雪害による被害を指します。「いつ」被害にあったかは、大体で良いので覚えておいていただければ、その頃にあった台風などと照合することができます。
これまで数百万は掛かると言われてきた、ビルの修理費用。こちらに関してはもう心配する必要はありません、全て手出しなしの完全無料で修理を行うことが可能です。
2-1. 火災保険の解説動画
火災保険について、1分の動画で解説をします
次はいよいよ、ビルの住民や近隣からの苦情を一切出なくする、秘密の修理法について、お話しします。
3. ビルを修理する方法も変えた、火災保険の意外な役目とは
3-1. ロープアクセスとドローンが、ビルの修理を変えた!
これまでビルの修理で一番問題だったのは、ビル全体に足場を組み、埃が飛び散らないようメッシュシートで覆う必要があったことです。
足場とメッシュートがあるために部屋は暗くなる、洗濯物は干せない、室内は修理業者に見られる、泥棒は入りやすくなる、工事期間中はテナントの収益にも影響が出るなど、様々なリスクがつきまといました。
しかもこの足場とメッシュにかかる料金がバカにはできません。ビルの修理費以上に、足場とメッシュに掛かる費用の方が凄い事になっていました。
こんな調子ですから、ビルのオーナーは修理を先延ばしにする傾向にあり、その結果、ビルの市場価値も下がってしまうという負のスパイラルに巻き込まれてきたのです。
しかし、上記の問題を一気に解決する画期的な方法が生まれました。それが「ロープアクセスとドローンを活用したビルの修理サービス」です。
これから、その方法について詳しく説明させていただきます。
3-2. ロープアクセスを活用したビルの修理
これまでのビルの修理は、足場とゴンドラを使って行う必要がありました。足場を使っての修理は「横移動」がベースとなるため、ビル全体に足場とメッシュを掛ける必要がありました。
しかし、ロープアクセスを活用すると、必要な箇所まで職人さんが直接降りてきて、作業を行うことで「縦移動」となり、作業を行う縦列以外の場所は、何も必要がなくなります。
ロープアクセスの出現により、足場もゴンドラもメッシュも必要ない世界になったのです。
お金も掛からなくなりましたし、住民や近隣へのストレスもなし。一昔前に比べると、ビルの修理は夢のような環境になりました。
また、ビルの修理が手軽にできるようになったことが別の効果を生み出しました。
第一に、補修が必要なタイミングで、必要な箇所だけをピンポイントで修理できることです。
次にビルのメンテナンスは「悪くなってから修理」するものから「悪くなる前に補修」する世界へ移行することになり、ビルの安全性や市場価値も上がりました。
分かりやすくビルを人間の体に例えて説明すると、悪くなってから病院で手術が必要だった対処療法の時代から、悪くなる前に健康管理で病気になりにくい体を目指す予防医学にシフトした。
そう言って良いでしょう。
3-3. ドローンを活用したビルの修理
以前は、ビルの悪くなった箇所を写真で画像に残して、修理の仕方や方法について話し合う。この方法が一般的でした。
ビル修理の写真と言えば、足場&ゴンドラから撮影する必要があるため、いわゆる「接写」が中心となります。修理箇所が見づらく、どこの場所で、どこの部位かの判断がしづらいというデメリットがありました。
しかし近年では、ドローンによる撮影技術が向上しており、工事の前後に、ビルに接近して撮影する「接写」と、ビルから離れて撮影する「遠写」。つまりは全体を俯瞰できる写真の両方を撮影できるようになったのです。
これら両方の写真を使って、ビフォーアフターの報告書を作成できるため、修理箇所を明確にできます。結果、保険会社からも保険が降りやすくなるというメリットが生まれました。
写真という、「動かぬ証拠」を遠写と接写、両面から丁寧に準備されたら、保険会社は降参するしかありません。
3-4. ビルの遠写には赤外線を使用する
また、最近のドローンには、「赤外線撮影装置」が付属しています。これは表面からは見にくいコンクリートの内部やタイルの裏側を、解像度の高い赤外線カメラにより、分かりやすく撮影する装置です。
これによって、外側からは分かりにくかったタイルの「浮き」など、ビル内部の修理箇所を色分けにしてあぶり出し、可視化することができます。
これから悪くなりそうな箇所を事前に察知し、ついでに修理する事が可能になったのです。その結果、老朽化による落下事故などを事前に防ぐこともできるようになりました。
まさに現代のハイテクがビル修理に技術革新を起こした、そう言っても過言ではない、新技術のオンパレードです。
余談ではありますが、このドローンにAI(人工知能)を搭載し、全自動で撮影する技術が開発されつつあります。この技術が完成したら、私たちはボタン一つでビル全体を撮影することが」可能になります。
4. マジで凄い!火災保険でビル修理は「建築基準法12条」もクリア!
前述した通り、これまで様々な負担の多かった「ビルの修理」。ビルのオーナーは、修理を先送りにする傾向にありました。
しかし、それがビルの老朽化に拍車を掛け、全国各地で落下事故などが多発してきたのです。
これを重く見た国土交通省は、「建築基準法12条」を新たに改定し、10年に一度、ビルの検査を義務化しました。
これは近年、定期報告が適切に行われていない建物の事故が多発していることを受けての改定でした。
しかし、やはりと言うか国土交通省にも「金額的な負担が大きくて大変だ」というビルオーナーからの苦情が殺到していたようです。
ここで前述した、火災保険と2つの新技術が脚光を浴びる事となりました。
火災保険と2つの新技術を併用することにより、ビルの修理に掛かるコストは0(ゼロ)、日数も大幅に減らすことに成功し、沢山のビルオーナーの方から喜んで修理を依頼されるようになったのです。
その実績を受けて現在、「ロープアクセスとドローンを活用したビルの修理サービス」は国土交通省の後援によるお墨付き、つまりは認可をいただくこととなりました。
また経済産業省からも、サービス品質を「見える化」するために創設した 『おもてなし規格認証2017』を取得いたしました。
国が直接認可したため、今後この方法は、まずますビル修理の一般的な方法となっていくと思います。
5. まとめ:火災保険を使ったビル修理の魅力とは
ビルの修理を0円で行う方法について、詳しく説明させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
昔から「三方善し」という言葉があります。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」みんなが幸せになれる商売の基本というわけです。
しかし、革新的なビル修理の新技術は
1.お金を全く掛けず
2.短い日数で修理を終え
3.ビルオーナーの負担を減らし
4.住民のストレスも軽減し
5.安全第一のビル経営を推進する
これは「三方善し」を越えた、「五方善し」です。
おかげで、私はこの仕事に誇りを持つことができ、毎日ワクワクしながら家を出ます。ビルに関わる全ての方々が幸せになることを願い、今日もまた仕事に向かいます。
いつか日本中のビルを修理して、ビルに関わる全ての人を幸せにしたい。こういう夢を持ちながら、現場に向かっています。