トタン屋根の塗装方法、その料金相場とメリットについて

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トタン屋根のサビが目立つようになると、totan-roof-painting
雨漏りが心配だと悩む方が大勢います。

そのままにしておくとサビがサビを呼び、
あっという間に屋根中サビだらけです。

金属は、一度サビはじめると一気に腐食が進み、
そうなると雨漏りの可能性も高くなります。

そこで、この記事では、基本的なトタン屋根の塗装方法とその料金相場、そしてトタン屋根塗装のメリットとデメリットについてお話しします。

最後の方では、無料(0円)でトタン屋根の塗装を行う秘密の方法についてもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

目次

1. 基本的なトタン屋根の塗装方法

2. 料金の相場(目安)

3. 自分で塗装するメリット・デメリット

4. 無料(0円)でトタン屋根を塗装する方法

5. 悪徳業者の手口

6. まとめ

 

1. 基本的なトタン屋根の塗装方法

Step1. ケレン(サビや劣化した塗料を取り除く作業、目荒らし)

最も重要な下地処理で、劣化塗膜を除去したり、サビ止め塗料の密着力を強めるため、既存塗料の目荒らしをする作業です。

トタン屋根の場合、素材が鉄板であるため、高圧洗浄のような下地処理では不十分であることが多く、比較的劣化が少なくサビなどが発生していない場合でも、ワイヤーブラシなどの工具を使用し、ケレンを行うことが望ましいと言えます。

ワイヤーブラシによるケレン

ワイヤーブラシによるケレン

左半分:ケレン前、右半分:ケレン後

左半分:ケレン前、右半分:ケレン後

 

尚、ケレンと一言で言っても、使用する工具によって分類すると

○ ワイヤーブラシによるケレン(手作業)
○ サンダーによるケレン(電動工具)

の2種類があります。

また、ケレンの程度によって、下記のように分類されます。

○ 2種ケレン
電動工具を使用し、錆びている部分はもちろんのこと既存塗膜を全面除去
○ 3種ケレン
電動工具を使用し、錆びている塗膜は除去、錆びていない既存塗膜は残す
○ 4種ケレン
全体的にサンドペーパーやワイヤーブラシなどの手作業を当てる程度


※ 1種ケレン
サンドブラストまたはショットブラストという機械を使用し、既存塗膜を全面除去し、光沢のある表面にするというケレン方法もありますが、建築の現場塗装ではほとんど適用されません。

ケレン用電動工具

ケレン用電動工具

ケレン作業中

ケレン作業中

 

なぜ、このように細かく分類されるのかというと、どのような工具を使用し、どの程度ケレンをするかによって施工品質が大きく異なり、それに伴う費用が変わってくるためです。

トタン屋根の塗り替えに当たって、最も肝要なことは、どのような塗料で塗り替えるかではなく、どの程度下地処理を行うかと言っても過言ではありません。

Step2. 錆止め処理

トタン屋根の下塗りの工程が、錆止め塗料の塗布となります。錆止め塗料には、下記の種類があります。

○ 一般サビ止め塗料
○ シアナミド鉛サビ止め塗料
○ 一液エキポシ樹脂サビ止め塗料
○ 二液エキポシ樹脂サビ止め塗料

尚、施工費用(施工原価)の8割近くが施工に携わる人件費のため、コストパフォーマンスの視点から考慮しても、錆止め塗料には最も錆止め効果の高い、二液反応硬化型のエキポシ樹脂サビ止め塗料をおススメします。

ただし、下地処理のケレンを既存の状態に応じて、適切なランクの方法で行うことが大前提となります。

サビ止め塗料塗布

サビ止め塗料塗布

サビ止め塗料塗布完了

サビ止め塗料塗布完了

 

Step3. 上塗り2回(中塗り、上塗り)

サビ止め塗料は、下地に対する密着力やサビの抑制効果は優れているものの、紫外線に対して非常に弱いため、紫外線対策と保護のため、上塗り塗料を塗ります。

上塗り塗料は、通常2回塗ることによって、その効果を発揮することができるので、上塗り1回目の工程を中塗りとも言います。

上塗り1回目(中塗り)

上塗り1回目(中塗り)

上塗り2回目

上塗り2回目

 

トタン屋根塗装完成!

トタン屋根塗装完成!

尚、外壁用の塗料は溶剤系から水性系への移行が進んでおりますが、金属部分への塗布は耐久性の観点から、適しているとはいえません。

塗料の耐久性は、塗料の主成分である「樹脂」により決定されます。アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂の順番に耐久性が高くなります。また、同じ樹脂系ならば、一液よりも二液型の塗料の方が耐久性が高いといえます。

なお近年、特殊顔料を使用することにより、素材温度を15~20℃下げる効果のある遮熱塗料が開発されており、お奨めの塗料といえます。

4つの樹脂系塗料

4つの樹脂系塗料

遮断塗料の働き

遮断塗料の働き

 

 

 

【塗り替えの時期はいつがいいの?】
一般的には、10年前後だと言われていますが、それはあくまで目安です。実際はサビが出始めたら、早めに塗装されることをお奨めします。一度サビが出ると、あっという間にトタン屋根全体に広がり、その段階で塗装するとケレン作業で手間が掛かり、料金も高く付きます。最悪の場合は、屋根の葺き替え工事が必要になり、更に高額な修理が必要になることもあります。トタン屋根にサビを見つけたら、すぐに塗装工事を検討しましょう。

2. 料金の相場(目安)

2-1. 業者の料金相場

塗料の種類やトタン屋根の傷みによって、塗装料金に大きな差はありますが、これまでに1,000件以上の屋根修理を行なってきた経験から、以下のような金額が導き出されます。

 トタン屋根塗装の料金相場    35万円~120万円(足場代含む) 

※上記金額は、あくまでも一般的な規模の戸建住宅である10坪~30坪あたりの業界相場とお考えください。トタン屋根の傷み状況、塗料等により相場の範囲外になることもあります。

この金額よりも安価な場合があるかもしれませんが、それは間違いなく悪徳業者の可能性が高いです。屋根塗装のような作業系の料金に「安かろう、良かろう」は、100%ありません。

 

2-2. 自分で塗装する料金目安

一般の方がご自分で塗装される場合は、下記の塗料をおススメします。

■ おススメの塗料

【サビ止め塗料:下塗り用】

日本ペイント 1液ハイポンファインデクロ 16kg  11,760円

1液ハイポンファインデクロ

1液ハイポンファインデクロ

ハイポンファインデクロの特徴

ハイポンファインデクロの特徴

 

 

 

 

 

 

 

 

【仕上げ塗料:中・上塗り用】

日本ペイント シリコンルーフⅡ 14kg  15,261円

シリコンルーフⅡ

シリコンルーフⅡ

シリコンルーフⅡの特徴

シリコンルーフⅡの特徴

 

 

 

 

 

 

 

この2つは大手メーカーの塗料ですので少し値が張りますが、高品質で耐久性にも優れ、使い勝手も大変優れています。

塗料に関しては、決して安価なものを選ばないで下さい。後々のご自宅への役割と効果を考えると、値段の10倍以上の差が付くと言っても過言ではありません。

 

3. 自分で塗装するメリット・デメリット

ここでは、自分でトタン屋根を塗装する際のメリットとデメリットについてお話しします。塗装業者に依頼するかの判断材料にしていただければと思います。

3-1. メリット

メリット①    業者に依頼するより、料金が五分の一以下で済みます。 
メリット②    自分で直接トタン屋根をチェックでき、今後に活かせます。 

3-2. デメリット

デメリット①   ケレン不足で塗装の劣化や剥がれが早まる可能性がある。 
デメリット②   経験不足のため、塗りムラが発生し見栄えが悪くなる。
デメリット③   転落事故や落下の危険性がある。

上記のメリット、デメリットを考慮して、自分で塗装されるかの判断をして下さい。特にケレンに関しては、一般の方がされるには、よほど器用で根気がないと難しいと思います。

このケレン作業が、トタン屋根塗装の良し悪しを決めるといっても過言でないほど重要な工程ですので、私としては正直、ご自分で作業されるのはおススメしません。

 

4. 無料(0円)でトタン屋根を塗装する方法

ここからは、「無料(0円)でトタン屋根を塗装する秘密の方法」についてお話します。

トタン屋根に塗装が必要になった原因は何でしょうか?もちろん塗装がサビなどで痛んできたからです。しかし、トタン屋根には塗装以外に何か不具合はないでしょか?例えば、トタンやクギが少し浮いているとか、雨樋が壊れているとか。

私たちの経験では、塗装に何か不具合が発生しているトタン屋根は、大抵、風や雪によって何らかの被害を受けていることがほとんどです。99%の方は、屋根に登ることができませんので、そのことに気付いていないだけです・・・

もし、トタン屋根が突風や積雪などでわずかでも壊れていたら、自己負担金0円(無料)でトタン屋根を塗装できる可能性大です。

4-1. 無料(0円)でトタン屋根を塗装する=火災保険の有効活用

その理由は、火災保険の「風災・雪災・ヒョウ災」補償で保険金を給付される可能性が高いからです。詳しく知りたい方は「必見!火災保険を使って屋根修理を無料で行う方法」をお読みください。

もし、すでに火災保険に加入済みでしたら、保険証券を手元に準備して確認してみましょう。
保険会社のホームページでも、風災・雪災・ヒョウ災の補償について書かれていると思いますので、ご自身でも確認してみてください。

火災保険「風災・雪災・ヒョウ災」補償

火災保険「風災・雪災・ヒョウ災」補償

 

火災保険に未加入の方は、この記事を読まれて「大きなメリットがある」と思われたら、今すぐ火災保険へのご加入を検討して下さい。

4-2. 風災補償の詳細

主な風災には、以下のような壊れが含まれます。

■ 瓦棒のクギ浮き

トタン屋根のクギ浮き

トタン屋根のクギ浮き1

トタン屋根のクギ浮き2

トタン屋根のクギ浮き2

 

 

■ トタン板のヘコミ

トタン屋根のヘコミ

トタン屋根のヘコミ

屋根ヘコミ補修完了

屋根ヘコミ補修完了

 

 

■ 棟板金の浮き・剥がれ

棟板金の剥がれ1

棟板金の剥がれ1

棟板金の剥がれ2

棟板金の剥がれ2

 

棟板金の浮き1

棟板金の浮き1

棟板金の浮き2

棟板金の浮き2

4-3. 基本的に火災保険で屋根塗装はできませんが・・・

しかし、この方法には1つ欠点があります。それは、基本的には屋根塗装は、補償の対象外であることです。

風災補償は直接的に屋根塗装の補償をするものではありません。しかし、風災補償でトタン屋根の塗装までできる可能性は大です。

火災保険の風災補償は、あくまでも強い風によって受けた箇所の機能を回復させるために発生します。新たな価値を生み出すものに対しては支払われません。

しかし、トタン屋根塗装は、機能を回復させる要素もありますが、新しく付加価値が加わるとも言えるので、悩ましい境界線上にあるのです。

しかし、強い風によってトタン屋根が何らかの損害(風災)を受けているということは、同時に屋根塗装が必要ということにもなります。

そのため保険金額によっては、風災補償で給付された保険金でトタン屋根の塗装まで行える可能性が大きいのです。

屋根塗装料金は本来、風災補償で支払われる対象ではないけど、トタン屋根の機能回復のために塗装できる可能性は高い。そうご理解いただければと思います。

 

5. 悪徳業者の手口

悪徳業者というと、ボッタクリなどの高額請求をイメージされる方がほとんどだと思いますが、屋根塗装業界ではその反対の悪徳業者も存在します。料金は適正だけど、まともな塗装をしない、またはできない「手抜き業者」です。

その手抜き業者の手口を3つほど紹介します。業者選びの際に参考にしてください。

5-1. ケレン作業を省いてトタン屋根を塗装

ケレンとは、サビ落としや劣化している旧塗膜の除去などを行うことです。このケレン作業が屋根塗装全体の良し悪しを決めるといっても過言でないほど重要な作業工程です。同時に、大変な手間と時間の掛かる作業工程でもあります。

そのため、手抜き業者は真っ先にこのケレン作業をやらずに経費を浮かせます。さっさと塗装をしてしまえば、一般の方にはちゃんとケレンをしたかなど分かりませんから。逆に早く塗装をしてもらったと喜ぶお客様がいるほどです。

5-2. 素人やアルバイトで屋根塗装

塗装技術や経験によっても仕上がりや耐久度も変わってきます。熟練の職人が塗装した屋根は、やはり綺麗で長持ちしますが、その分人件費は割高です。そこで手抜き業者は、ほとんど素人同然の作業者やアルバイトのみに屋根塗装をさせて経費を浮かせるのです。

作業工程は、熟練の職人と同じでもどうしても作業が雑になり、塗装もすぐに剥がれ、塗りムラなどの可能性も高くなります。

5-3. 足場を組まずに塗装作業を行う

お客様の都合や屋根勾配などの状況によっては、足場を組まない事があります。これは、必ずしも手抜き業者とはいえませんが、問題なのは、見積り詳細に足場費用が書き込んであるにも関わらず、足場を組まない業者です、これは間違いなく悪徳業者といえます。

実は、足場費用はあなたが思っている以上に高額なので、足場を組まなければ、かなりの経費を浮かすことができるのです。

見積り金額が、料金目安である35~120万円の範囲内でなければ、上記3つを何度もしっかりと確認されることをおススメします。できれば、書面や写真で証拠を残すことがベストです。

 

6. まとめ

トタン屋根の塗装方法とその料金相場、屋根塗装のメリット・デメリットについてご理解いただけたと思います。

今回の記事を参考にして、納得のできるトタン屋根の塗装をしていただけると、これほど嬉しいことはありません。

 

 


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