雨漏りの修理をする時に、必ず知っておきたい7つのポイント

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雨漏り修理、7つのポイントとは・・・leaking-repair

雨漏り、それはある日突然始まります。いきなり雨漏りが始まると慌ててしまい、どのような修理をすれば良いか不安になります。

しかし、雨漏りの理由と場所さえ分かれば、どういった修理をすべきなのか、ある程度は分かるものです。

この記事では、雨漏りを修理する上で、知っておくべき7つのポイントについてお話しします。ぜひ、参考にして下さい。

 

 

目次

1. 雨漏り修理が必要になる場合

2. 雨漏り修理が多いTOP3

3. 雨漏り時の最適な対処方法

4. 雨漏り修理費用の相場(目安)

5. 雨漏り修理費用を0円にする方法

6. 絶対にボッタクリ業者に騙されない方法

7.まとめ

 

1. 雨漏り修理が必要になる場合

まずは、雨漏りの理由を知ることによって、雨漏り修理の方法を確認していきましょう。雨漏りの理由は、以下の3つが考えられます。あなたの雨漏り理由も必ず、この3つの中に含まれているはずです。

1-1. ヒビや割れ、隙間などの破損

棟板金の浮き

棟板金の浮き

スレートの割れ

スレートの割れ

外壁のヒビ割れ

外壁のヒビ割れ

ベランダ床のヒビ割れ

ベランダ床のヒビ割れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根の棟板金の隙間は、主に強い風によってできます。台風などの強風はもちろんですが、春一番などの突風でも棟板金に隙間ができることがあります。そして、雨降りの度にその隙間から雨水が浸入するので、雨漏りが発生するのです。しかも、その隙間は段々と大きくなるため、台風が来た時には、一気に棟板金が飛んでしまう可能性もあります。

外壁のヒビ割れは、地震等の振動で発生することがあります。そのヒビ割れから雨水が入り込めば、雨漏りが発生します。また外壁内の木材が弱くなったり、手抜き工事等があると、外壁にヒビが入ることがあります。

1-2. コーキングの剥がれ

コーキングの剥がれ

コーキングの剥がれ

窓枠下のコーキングの剥がれ

コーキングの剥がれは、約10年経つと発生します。そのほとんどは紫外線による劣化が原因です。しっかりとした施工方法でコーキングしなかった場合には、もっと短期間で剥がれることもあります。

窓枠などは、普段雨が当たらないので、雨漏りとは無関係と思われがちですが、ここから雨水が侵入して雨漏りになることはよくあります。

近年では、軒が短いまたほとんどない住宅が増えていますので、意外と2Fの窓や外壁には、雨が当たっています。特に台風時には、窓枠からの雨漏りが多いようです。

1-3. 経年劣化

経年劣化したトタン屋根

経年劣化したトタン屋根

経年劣化した外壁

経年劣化した外壁

屋根の耐久年数は約20年~30年です。この間に塗装やリフォームなどの手入れを全然していなければ、トタンやスレート、野地板などが経年劣化でその機能を果せなくなります。そうなると、雨漏りが頻繁に発生するようになります。

外壁の耐久年数は約30年~40年です。途中で塗装などの手入れをしていれば、耐久年数はもっと長くなりますが、上記写真のような状態で塗装をしても無意味です。もう外壁が朽ち果てている状態なので、あらゆる箇所から雨水が浸入し、雨漏りが発生します。

このような経年劣化による雨漏りを止める方法は、屋根の葺き替え工事や外壁の取替え工事しかありません。

2. 雨漏り修理が多いTOP3

ここでは、雨漏りの修理が多い箇所をランキング形式でお伝えします。

1位:屋根の破損部分

スレートのひび割れ

スレートのひび割れ

瓦の割れやズレ

瓦の割れやズレ

 

 

 

 

 

 

漆喰(しっくい)の崩れ

漆喰(しっくい)の崩れ

棟板金の浮き

棟板金の浮き

やはり雨風が直接当たる屋根からの雨漏りが一番多く、我々も数多くの修理依頼を受けています。特に台風や大雨後の数日間は、蜂の巣を突いたように、多くの方から電話が殺到します。

2位:ベランダ床と外壁の接続部分

ベランダ床と外壁の接続部分

ベランダ床と外壁の接続部分

ベランダ床のヒビ割れ

ベランダ床のヒビ割れ

実は、この箇所は施工不良が最も多い箇所だという事をご存じですか。屋根工事は屋根職人が施工するので、比較的丁寧に雨仕舞いもしっかりされている場合が多いのですが、ベランダ施工は屋根職人ではないので、雨水に関しては結構いい加減な施工が多いようです。

というよりも、雨仕舞い施工の経験がないため、良く分からないというのが実情なのかもしれません。※雨仕舞いとは、雨水を住宅内に浸入させないような経路を作る工事のことです。

3位:天窓・窓枠のコーキング部分

天窓のコーキング部分

天窓のコーキング部分

窓枠をコーキングで補修

窓枠をコーキングで補修

まず、はじめにコーキングは消耗品であることを知ってください。一度のコーキングで、ずっと雨漏りを防げるわけではありません。環境にもよりますが、およそ10年前後でコーキングはヒビ割れたり、剥がれたりします。ついついコーキングの塗り替えを怠ってしまい、そこから徐々に雨水が浸み込み、次第に雨漏りへと発展します。

3. 雨漏り時の最適な対処方法

雨漏りを発見したときの心構えとして、ベストな対処方法を3つお話しします。

3-1. そのまま放置しないこと

雨漏りは、そのまま放置すればするほど拡大していきます。費用が掛かるからと見て見ぬ振りをしても雨漏りは絶対に止まりません。雨染みを発見したら、直ちに何らかの手立てを打ちましょう。

3-2. 自分で応急処置をしないこと

2Fの雨漏りはもちろんですが、例え1Fの雨漏りであっても、自分でブルーシートやコーキングなどの応急処置をすることはオススメしません。その理由は3つあります。

理由① 落下の危険があるから

1F屋根でも2m以上の高さがあります。落下すれば骨折することもありますし、運が悪ければ最悪の事態を覚悟しなければなりません。現に毎年、何人かの屋根職人が1F屋根からの落下で命を落としています。もちろん2F窓なども厳禁です。

理由② 雨漏りが酷くなるから

屋根構造を知らない方が屋根に登ると、必ずといってよいほど瓦などの屋根材を壊してしまいます。そこは雨漏りの原因となり、雨漏りの範囲が拡大することになります。さらに応急処置した箇所も同等です。雨漏りの正しい修理法を経験したことがない方が見よう見真似で行っても、雨漏りが止まることはほとんどありません。

理由③ 結局は雨漏り修理費用が高額になるから

元々の雨漏り修理費用にプラスして、自分で行なう応急処置の材料費用が掛かり、さらに壊した箇所も修理が必要になります。つまり、三重に修理費用が掛かることになるのです。

3-3. 業者選びは納得するまで行う

雨漏り修理は、経験と技術が最も必要とされる高度な施工です。コーキング修理1つとっても、経験が豊かな業者は雨水の浸入箇所を的確に捉えて、最低限のコーキング量で修繕を行います。

あまり経験のない業者は安いかもしれませんが、無駄に広範囲のコーキングを行い、見た目も悪く、最悪の場合は雨漏りが止まらないことがあります。

よって、雨漏りが始まっていなくても、普段からインターネットや近所の評判などから、しっかりと納得できるように業者を吟味しておきましょう。

一番やってはいけないことは、急に雨漏りが始まったために慌ててしまい、無料の応急処置や雨漏り修理を頼むことです。後日、高額な費用を請求されて苦い思いをすることになります。

4. 雨漏り修理費用の相場(目安)

   コーキング修理    3万円~25万円
屋根修理 20万円~100万円
屋根葺き替え   100万円~300万円  
外壁修理 20万円~200万円

※ 一般的な住宅規模(10坪~30坪)で計算しています。
※ 修理方法や修理範囲等によって金額は大きく異なります。
※ 足場費用が含まれていない場合もあります。

業者が行なっている雨漏り修理方法について、詳しく知りたい方は「プロが語る!雨漏りの修理方法と料金の目安」で分かりやすくお話ししていますので、興味があればご覧ください。

5. 雨漏り修理費用を0円にする方法

雨漏りが始まったら、慌てず騒がず、まずは修理費用0円で雨漏りを修理する方法にトライする必要があります。その根拠は、火災保険の「風災補償」にあります。

風災補償とは、強い風が原因で屋根や外壁などの住宅に損害が発生した場合に、その損害額(修理費用)を保険会社が肩代わりするというものです。

どの火災保険でも、この風災補償は、ほぼ100%自動で付いています。もし、火災保険にご加入でしたら、保険会社のホームページやパンフレットで確認してみましょう。

火災保険の「風災補償」

出典 http://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/sche/wind/
※平成26年7月1日に更新され 表示が異なっています。

風災補償のパンフレット

風災補償のパンフレット

ただ、1つだけ注意点があります。それは「風災補償」という名称通り、強い風によって発生した雨漏りのみが、この保険の補償対象だということです。

あなたが思っている以上に、住宅は強い風の影響を受けています。特に屋根は、そのほとんどが風災に遭っているとい言っても言い過ぎではありません。

この火災保険の風災補償を活用すれば、100%合法的に、雨漏り修理費用が負担金0円の完全無料でできてしまいます。その詳しい仕組みについては「必見!火災保険を使って屋根修理を無料で行う方法」でお話ししていますので、ぜひ参考にして下さい。

6. 絶対にボッタクリ業者に騙されない方法

ボッタクリとは、業者のお客様に対する不正行為で、商品やサービスの相場を大幅に上回る価格で提供し、客を欺くことを指します。(出典:ウィキペディア)

簡潔にいうと、相場より高額な雨漏り修理費用をあなたに請求することが「ボッタクリ」に当たります。

ボッタクリのポイントは「高額な金額」「あなたが負担」することにあります。この2つのどちらかを回避できれば、ボッタクリ被害に遭うことはありません。

では、その回避方法についてお話しします。

6-1.「高額な金額」の回避方法

残念ですが、確実な回避方法というものはありません。実はちゃんとした雨漏り修理業者は、そのほとんどが高額です。そのワケは、職人の人件費と足場代の高騰です。腕の立つ屋根職人は年々、減少傾向にあります。

また同様に、足場を組める職人も減少しています。そのため、職人の取り合いになり、その人件費は年ごとに増加の一途を辿っています。それに拍車を掛けるのが、東日本大震災と東京オリンピックによる、急激なインフラの整備です。足場代の高騰については「足場は本当に必要なのか?その費用(料金)と相場の実情」で詳しくお伝えしています。

仮に、この「高額な金額」を強引に回避すると、それこそが手抜き業者の手口となってしまいます。金額は少額ですが、アルバイト職人が雨漏り修理を行なうので、その内容はデタラメと言っても差し支えありません。

雨漏りが再発することは間違いないでしょう。いくら金額が少額でも雨漏りが止まらなければ、それは「高い買い物」となってしまいます。

6-2.「あなたが負担」の回避方法

もうお分かりだと思いますが、前項目の「雨漏り修理費用を0円にする方法」でお話しした火災保険の「風災補償」を活用すれば、あなたの負担を全額回避できる可能性があります。

オススメなのは、「火災保険の風災補償で修理を行なう専門業者」に雨漏り修理を依頼することです。こうすれば、ボッタクリ被害に遭うことは決してありませんし、火災保険を使うので、お金の負担もありません。

そして、その専門業者の探し方は非常に簡単です。それは「ある言葉」で電話問合せするだけだからです。たった一本の電話で、その業者が負担金0円で雨漏り修理してくれるかどうかが分かります。その具体的な問合せ方法は「屋根修理の詐欺被害に遭わない、たった1つの確実な方法」で詳しくお話していますので、ぜひ参考にして下さい。

7.まとめ

雨漏りの修理をする際の7つのポイントについて詳しくお話ししましたが、いかがだったでしょうか?雨漏り修理業者を選ぶ際は、ぜひ「火災保険を使って、屋根を修理する専門業者」に依頼すると良いかと思います。

面倒な保険会社との折衝や書類の提出などを代行してくれた上に、負担金0円の完全無料で、雨漏りをしっかりと修理してくれます。

この記事が、ご自宅の雨漏りを直す一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

 


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